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どうぶつたちの贈り物

どうぶつたちの贈り物

どうぶつたちの贈り物

作家
小川洋子
鹿島田真希
白河三兎
出版社
PHP研究所
発売日
2016-01-27
ISBN
9784569827933
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どうぶつたちの贈り物 / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

PHP編集部の誰かが、ある時思いついた(アイディアと言うには結果がお粗末なので)。ペンネームに動物の入った作家にそれぞれ所縁の動物にまつわるお話を書いてもらおう。かくして白羽の矢が立ったのが次の5人。東川篤哉、白河三兎、鹿島田真希、似鳥鶏、小川洋子。二人の芥川賞作家以外は、初読。結果は玉石混淆というにも足りないくらい。文学と呼ぶに値するのは小川洋子さんの「黒子羊はどこへ」の1篇のみ。それ以外は極めて低調。誰とは言わないが、中の一人に至っては全くアマチュアレベル。しかも、高校文芸部の新入生といった水準だ。

2016/09/25

starbro

ペンネームに動物の字が含まれる作家の「どうぶつ」に関する小説の連作集。白河三兎、似鳥鶏は初読です。短編小説としては、それなりに読ませるのですが、アンソロジーとしてはまとまりに欠けるかなぁ!

2016/03/25

takaC

5話目の途中までそれに気付かずに読んでたけど、各自の名前に埋もれた動物名をお題に一篇書いてねという趣旨のアンソロジーなのね。面白い試みだな。馬ズバリ(タケカンムリなし)や羊ズバリ(サンズイなし)な名を持つ作家さんはいないのかな?馬は大勢いそうだな。/東川"篤"哉「馬の耳に殺人」馬が出てくる話。白河三"兎"「幸運の足跡を追って」兎が出てくる話。"鹿"島田真希「キョンちゃん」鹿は出てこない話。似鳥"鶏"「蹴る鶏の夏休み」鶏が出てくる話。小川"洋"子「黒子羊はどこへ」羊が出てくる話。全体の80%が面白かった。

2018/08/07

みかん🍊

名前に動物が入る作家さんのその動物に纏わるアンソロジー初読みは鹿島田さん、最初は山野君のキャラクターが面白く読んでいたがあれ?合コンは?そっちへ行っちゃうの。面白かったのは似鳥さん、蹴りを入れる鶏や驚きの烏の行動が面白かったです。烏が本当にそこまでするのか、流石にその行動は『からすの教科書』にも書いてなかった。

2016/07/15

Ikutan

ペンネームに動物が隠れている作家さんたちのアンソロジー。そして、物語に出てくるのはその隠れた動物たち。作家さんの個性が光りますね。やっぱり、小川さんの作品は異色で際立つね。子どもや動物が出てくるのに明るさはなく、どこか歪んだ、でも魅惑的ないつもの小川ワールドでした。東川さんはテンポのいいミステリー。関西弁のルイスと謎解きが楽しいね。なかなか面白かったのは初読みの似鳥さん。白いカラスの目撃からどんどん繋がる謎解き。カラスの生態になぁるほど。確かにヤクルト美味しいよね。そしてピーちゃんの活躍はお見事でした。

2016/03/10

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