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世界史の大転換 常識が通じない時代の読み方 (PHP新書)

世界史の大転換 常識が通じない時代の読み方 (PHP新書)

世界史の大転換 常識が通じない時代の読み方 (PHP新書)

作家
佐藤優
宮家邦彦
出版社
PHP研究所
発売日
2016-06-15
ISBN
9784569830711
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世界史の大転換 常識が通じない時代の読み方 (PHP新書) / 感想・レビュー

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岡本

元外交官で著名な二人の対談本。こういった時事ネタを扱ったものは早めに読まないと議論が進んでしまう事が多いので米大統領が決まる前に読み終えて良かった。現代ネタは決まった人では無く、広く読みたいので対談本は有難い。特に専門分野の違う二人だから話がテンポよく進むのでサクサク読める。造語の「ダークサイド」が分かりづらく、終盤で多用したので少し分かりにくく感じてしまったのが残念。

2016/10/04

KAKAPO

《日本外交における喫緊の課題は、膨張する中国との関係です。そのためには、朝鮮半島との関係を再構築する必要がある》トランプが大統領になる前の2016年6月に上梓された本書の指摘は、4年経った2020年10月現在も重要なままだ。中国が南シナ海・東シナ海で試みている「力による現状変更」に「新型コロナウイルス」という援軍?が加わって、その脅威は、東アジア・西太平洋地域だけの問題ではなくなってしまった。アメリカが日本という空母を駆使して朝鮮半島・台湾を含むこの地域の現状を維持することができるのは、いつまでだろうか?

2020/10/27

matsu04

かつて外交官だった両名による最近の世界情勢や日本の政情等についての対談。対談というよりも、それぞれの知識と分析力を披露しまくる展開で、よくネタ切れしないものだと感心してしまう。

2016/07/21

kawa

世界は、冷戦終結後の大きなトレンド「グローバル化」と同時に、再びナショナリズムの時代に回帰しているという。今、世界で起こっている数々の事柄の背景がよく解る本。佐藤氏の博識は定評のあるところだが、宮家氏の分析力もそれに負けない良書。再読の必要ありですね。

2016/07/18

kawa

(再読)トランプが大方の予想を覆して大統領に就任する前の対談集。宮家氏の「アメリカは経済的信用を失うと、必ず内向きになって、孤立主義になる」は、見事に今のトランプ政権の政策を予言している。佐藤氏の発言も、以前の著「世界史の極意」を読んでこちらへ来ると、なるほど感がより高まる。

2018/08/07

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