水壁(すいへき) アテルイを継ぐ男
水壁(すいへき) アテルイを継ぐ男 / 感想・レビュー
starbro
高橋克彦は、新作中心に読んでいる作家です。但し、東北の大河小説シリーズは初読です。歴史的な背景はある程度理解できますが、あまりイマジネーションがわきませんでした。やっぱりシリーズ全作を読まないとダメかなぁ?
2017/05/11
初美マリン
久しぶりの高橋作品、すごく格好いいです、誠を貫けば自ずと皆ついてくる、弱い立場の蝦夷の為に立ち上がった人々、ワクワクした
2020/02/19
ゆみねこ
高橋克彦さん、初読み。阿弖流為の血をひく天日子をリーダーに朝廷と戦う。よき軍師を得てどういう風に大暴れするのかと思いましたが、その割にあっさりとしていました。水壁の舞台は、この夏訪問の予定あり。ちょっと楽しみですね~。
2017/07/13
ポチ
阿弖流為の死後75年、その血を引く者が頭となり蝦夷の為に立ち上がる。戦闘よりも駆引きに重点を置いて、心理戦の様相を強く感じた。「火怨」とは迫力がかなり違うが、これはこれで良かったです。
2017/07/22
kawa
著者の古代東北蝦夷シリーズの3作目(時系列順)。前作「火怨」で描かれた阿弖流爲(あてるい)の時代から75年後の出羽(秋田)、阿弖流爲から数えて4代目にあたる天日子(あまひこ/架空の人物と思われる)、彼を主人公に据えて「人は時代で変わるのではない、自分が時代を変えるのだ」と、大飢饉でひん死の蝦夷の人々を救うために立ち上がる、元慶(げんぎょう)の乱を描く。このシリーズには珍しの単行本1冊読み切りの短さながら、登場する人物も多彩で、乱の様子が濃密に描かれ満足、楽しめた。
2020/07/28
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