KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

北条氏康 関東に王道楽土を築いた男 (PHP新書)

北条氏康 関東に王道楽土を築いた男 (PHP新書)

北条氏康 関東に王道楽土を築いた男 (PHP新書)

作家
伊東潤
板嶋 恒明
出版社
PHP研究所
発売日
2017-09-15
ISBN
9784569836768
amazonで購入する

北条氏康 関東に王道楽土を築いた男 (PHP新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ナイスネイチャ

図書館本。以前著者が最強大名と言っていた氏康。氏康だけでなく、早雲、氏綱、氏康、氏政、氏直の五代を書いてました。確かに民の為に国を築き上げるのはこの時代では異質。これが江戸幕府の礎となったのかな?現代にも通じる家訓は勉強になりました。氏康の小説、ドラマを見たくなった。

2018/03/18

金吾

北条氏康を中心に北条五代の歴史を簡潔に書いています。北条氏の治世を民を守る善政としてとらえています。ラストの国際社会の話はやや飛躍しすぎかなと感じました。

2022/07/03

中島直人

(図書館)北条早雲と並ぶ北条五代の英雄、北条氏康。政治にも戦争にも優れていたことが良く分かる。ただ、新書サイズだから致し方ないが、内容が薄すぎて物足りない。また、負けた側は、ここまで蔑ろにされてしまうのかと、歴史の怖さを改めて思い知る。

2018/02/02

みこ

主人公となる作品が少ないせいか、上杉謙信、武田信玄のライバルでありながらやや地味な印象を持ってしまいがちな北条氏康の生涯について書かれた一冊。中世戦国期としては異例ともいえる民へ仁愛を貫くなど安定した領国経営に務めていたなど知られざる一面が多々あり。官僚組織がある程度安定するなど三国志の孫呉と通じるが、皮肉な面だが、その辺が地味な印象にとどまってしまうところも共通しているかも。改革者としての信長のメッキが剥がされつつある昨今、こういう多角的な面で様々な武将の政策に焦点を焦点を当ててくれるのは興味深い。

2019/06/07

roatsu

名君と称えられる三代・氏康公の生涯と事績に焦点を当てつつ、戦国時代に約百年に亘り関東で繁栄した北条家の特異な興亡史を紐解く一冊。北条びいきには実に面白く、同家を鏡に捉え直す同時代の武田、上杉、織豊等勢力の姿も興味深い。地味でも着実に成果を上げる者は目立たぬが故にその凄さを評価されず、逆に一つの失敗で水に落ちた犬を叩くが如く騒がれるのが世の常で、北条家はこの典型で大分損をしているが本書が提起するような現実的で巧みな内政・外交・戦争政策は早雲寺殿廿壱箇条の様な普遍的な人生・処世訓と共に現代でも大いに顧みる価値

2017/11/04

感想・レビューをもっと見る