人生百年時代の「こころ」と「体」の整え方
人生百年時代の「こころ」と「体」の整え方 / 感想・レビュー
starbro
五木寛之は、永年に渡って読み継けている作家です。100歳時代を見据えた著者のゆるい健康指南書。著者は100歳まで生きそうですが、私はせいぜい80歳まで(しかも健康寿命前提)でOKです(笑) https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-83760-4
2018/07/16
アルピニア
著者の経験から出たアドバイスが心に響く。「『諦める』とは、明らかに見極めること。現実を見極めて、期待感や不安に心を曇らせることなく、事実を受け止めること。」「病気と『ともに生きる』と覚悟してみる。」「『和して同ぜず』とは、群れの中に居て、それでも自己を失わないこと。」「自分にできることなど高が知れていると気づき、天命(他力)に身を委ねる。」特に実践したいと思ったのは、自分の「身体語に耳を傾ける」ということ。自分の体とコミュニケーションを取りながら、不具合を治めつつ、一日の生を楽しみたい。
2019/03/30
カレー好き
五木寛之さんの人生百年時代を生きるための指南書。何ごともほどほどが良い。自分に合った健康法を探す。風邪は自浄効果があるので適度にひくが良い。体をリセットするってこと。自分は何のために生きるのか。死について考えることは、生きる意味を考えること。宇宙とつながる個人をイメージ。エレカシの歌のようだ。
2024/04/11
すうさん
再読した。相変わらず本の題を忘れていて、読み始めて何か読んだことあるな~と思い出してきた。笑 しかし内容はいつも心に染み入るものだ。「こころ」の整え方は色々読むのだが、「体」の整え方の本は普段はほとんど読まない。しかも本書は医学本ではなく、五木寛之独自の「養生法」であり、万人受けするわけがないのに私には不思議としっくりくる。著者も85歳を超えているはずなのに本当にお元気な様子。芸術家をふくめ作家は亡くなっても作品が残るのは素晴らしいことだ。私もいつか何かを残していきたいと思う年になってきた。
2019/09/21
タペンス
悩みつつ生きるのが人生。自分が何を大切に思うのか、何のために生きるのかを自問自答することが生きる力になる。変化することが生きること。諦めきれない自分をまず自分自身で認める。和して同せず。ともに生きながらも全体に溶け込まない。
2021/02/15
感想・レビューをもっと見る