世界は足し算でできている 古代ギリシャからコンピューターまで
世界は足し算でできている 古代ギリシャからコンピューターまで / 感想・レビュー
ソーニャ
タイトルが面白そうなので読んだ。 足し算を軸にした数学の進化の話。 全体的に知らないことが色々あって面白い部分もあったが、やはり後半になってくると難しく流し気味に読んでしまった。ゼータ関数とかリーマン予想とか。微積の考え方をアルキメデスがすでに手に入れていたという話や、指数表記より対数表記にの方が先にできて三角関数のかけ算のために(航海のために)対数でかけ算を足し算にしてた話 、i^i=1/(e^π)^1/2(虚数の虚数乗が実数になる)、ラマヌジャンのπの公式に改良版があるという話が印象に残っている。
2019/09/01
かさお
数学苦手だから、全部きちんと読んだ訳じゃないけど、すごく腑に落ちた記述を1つだけ。 「人生の折り返しの年齢を考える」と 「約18 歳、大学生は丁度人生の折り返しを過ぎた年齢です」え?早くない?→「小学生の時より大人の時の方が、1年が過ぎるのが早く感じる。人間にとって現在という時間の感じ方は、これまで生きてきた時間との比として感じている。」だって!ちゃんと公式まであるの。 なるほど、確かに年をとる度に1年が早い早いと言ってる気がする😅という事で、なんか、スッキリした。
乱読家 護る会支持!
アルキメデスから、超弦理論で使われるゼータ関数まで、数学史の本。小数点、三角関数、対数関数、指数関数、πの求め方、Σ、微分積分、、、ぐらいまでは読めたけどそっから先は未知の(大学で習ったのかもしれんけど)数学でよくわからん。 しかし、、、結構難解な本書。誰が読むのだろうか???誰向けに書かれたのだろうか???
2019/04/03
naoto
内容はかなり高度になったけど、読みやすいは読みやすい。ゼータ関数ね…素数の話でリーマン予想とともに出てきたけど、ゼータ関数について勉強しないと…数学のできる人になりたいな。
2019/07/19
タカオ
話がうまくてけっこう引き込まれた。が、オイラーが出てきたあたりから数式がぐんと難解になり、その数式の説明はほぼなく結論に飛んでしまうので、面白味はかなり減ってしまっている。ただ、数式を説明し始めると何冊分も紙幅が必要になるわけで、そこを割愛しなければならないのは仕方がない。しかし、ダイジェスト版とかで一頁にまとめて書いたところで、内容的にわかりやすくなっていたとは思えなかったので、そこは書き方をもうひと工夫してほしかった。
2019/07/05
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