なにものにもこだわらない
なにものにもこだわらない / 感想・レビュー
starbro
森 博嗣は、新作中心に読んでいる作家です。著者の座右の銘『なにものにもこだわらない』だけで1作書けてしまうのは、流石です。自由人の著者は、羨ましい限りでした。著者の座右の銘と私の座右の銘は、似ています(笑)『なにものにもこだわらない』≒『自然に生きる』
2019/04/10
薦渕雅春
この本のタイトルは、わざと漢字を使わず、『なにものにもこだわらない』としたが、著者の(少なくても、ここ二十年間の)座右の銘である、と。この場合の「拘る」とは、「自分はこれだと決め込む」「一度決めたものに固執する」という意味であって、「拘らない」ことを実行するためには、毎回考える必要がある。だが一方で、「そのつど考える」ということに「拘っている」となると、言葉の意味として矛盾してしまう。まあ、難しく考えると頭が痛くなりそう。緩い方がいい感じ!著者が作家としてデビューした経緯や考え方が述べられてるのも面白い。
2019/07/22
テツ
森博嗣さんのエッセイ。タイトルは彼の座右の銘だそうな。正直書かれた小説を全て読んでいるようなファンではありませんしエッセイも初めて読みましたが良かった。拘りは視野を狭めて行動も抑制してしまう。臨機応変に何にも誰にも縛られずに思考を広げることが自由への第一歩であり、きっとそれだけが満ち足りた人生への入り口でもあるんだろう。優雅に自由に人生を歩んでいくために忘れずにいたい。
2020/05/25
魚京童!
2019年3月。なんか内容がなくなった。輝きが見られない。もうどうでもいいんでしょ。PHPだし。何も言ってない。同じことの繰り返し。どうでもよくなったんだな。お金稼いでしまえばもうどうでもいいのだ。きっと。なんか残念だな。一時代を築いて走り切った先には老人の戯言。この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば
2020/02/28
えいなえいな
お馴染みの森先生の座右の銘がタイトルになっております。結局森先生の作品が好きなのはこの部分で共感ができるからなんだな、と再認識しました。今までそこら中に拘らないことに対する拘りが書かれましたが、本書ではその部分が深掘りされており、改めてなるほどと思わされる部分も多かったです。僕も普段拘らない、なんでもいいや、という姿勢なのでその都度考えて答えていると周囲から考えがころころ変わる、てきとうだ、と言われます。歳をとって周りの評価もどうでも良くなってきたのは良い傾向かなと思います(もちろん評価の分析はします)。
2019/05/23
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