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子どもが心配 人として大事な三つの力 (PHP新書)

子どもが心配 人として大事な三つの力 (PHP新書)

子どもが心配 人として大事な三つの力 (PHP新書)

作家
養老孟司
出版社
PHP研究所
発売日
2022-02-16
ISBN
9784569851396
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子どもが心配 人として大事な三つの力 (PHP新書) / 感想・レビュー

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あすなろ

子供を巡るテーマで養老氏と各界の4人が対談を行ったその収録本。子供というのは意外に自分の事を分かっていて、それを説明出来ない。だから彼等と接する大人達が違和感を察知して上げる事が大事。そんな子供達には、認知力を育むことは大事だし、認知力やゲーム・ネット依存にどう対処していけば良いのか等が様々に語られる。通じたテーマというのは正直あまり僕には感じられなかったが育児という面で学ぶことが多かった一冊。

2022/03/07

きみたけ

「バカの壁」でお馴染みの養老孟子先生と4人の識者による教育対談本。著書「ケーキの切れない非行少年たち」で医療少年院での実態から子どもの認知能力の向上に努めてきた宮口幸治氏。インターネットで「正しい育児法」を追いかける親を心配する、慶應義塾大学病院の小児科医の高橋孝雄氏。国産初の超電導MRIを開発し、子どもの脳の大規模研究を行なってきた小泉英明氏。生徒が自分で野菜を育て机や椅子も作る学校、自由学園の高橋和也氏。これから社会で生きていく上で本当に必要となる教育について語ります。知識だけじゃないんですよね〜。。

2023/10/23

南北

養老先生が4人の専門家と対談して、「認知機能」「共感する力」「自分の頭で考える人になる」という3つのキーワードにたどり着く。これらはネットの弊害としてあげられる「無言化」「孤立化」「実体験の減少」などが関連しているようだ。子どもは自分の思い通りに育つはずがないし、子育てについての正解をネットに求めても得られるわけではない。とはいうもののスマホに依存している人たちを見ているとどこまで実現できるか疑問に思えてしまう。

2022/10/21

けんとまん1007

サブタイトルになっている「人として大事な三つの力」。「認知機能」、「共感する力」、「自分の頭で考える人になる」は、納得の三つ。どれもが、相互に響きあうものだと思う。その中で、「共感」の2文字には、特に、注意を払うことが必要なのかもしれないと思う。共感することが、安易に使われ過ぎているように感じでいる。その共感の方向性や深さ・意味などが曖昧なままで、納得しているように思う。何より大事なのは、実体験、自然の中での時間だと思うし、その意義を体感している。それが、認知機能を育み、自分の頭で考えることに繋がる。

2022/12/11

とよぽん

良い本を読んだ。子どもたちを取り巻く様々な環境を、少しでも改善していくことが大切だと思う。「人として大事な三つの力」は、認知機能、共感力、自分の頭で考える。それらを育むために、親や教師など周囲の大人の関わりが重要だ。子どもたちの幸せを目指して、家庭や学校だけでなく社会全体で育てていけるように。

2023/03/25

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