「書くのが苦手」な人のための文章術
「書くのが苦手」な人のための文章術 / 感想・レビュー
ロクシェ
答発【◎】「書くのが苦手」というマインドブロックを外すための文章術本。昔からカラオケ好きな私は、せっかくなら思いどおり歌えるようになりたいと考え、2年間ボイトレに通っていた。カラオケに行ったことがある人の中で、わざわざ「お金を出して歌を習おう」と考える人はおそらく1割もいないと思う。これと同様に、文章を書いたことがある人の中で「文章術の本を買って学ぼう」と考える人も、1割いないだろう。「自分の文章をどうにかしたい」と考えて本書を手に取るような人は、もうそれだけで自信を持っていい。まずは苦手意識を手放そう。
2022/10/17
チャー
作家である著者が文章を書くために大切な考え方を綴った本。書きたいという気持ちや誰かに伝えたいという思いが大元として重要であり、技術や表現法は多く読み書くことで磨くことができるという点はなるほどと感じた。文章を表現する技術も必要ではあるが、まずは自身が持つ苦手意識を重くとらえすぎずに、一つ書いてみることが上手くなるための第一歩。考え方や捉え方は人それぞれだから、自分が感じたことを臆病になりすぎずに発信すればいいという点は文書化のハードルを下げる良い視点であると感じた。読み手と目的を常に意識することも大切。
2022/09/18
chie
文章って、人柄が滲み出てくるもの。この本もそうだった。具体的な文章の作り方も書いてあるのだけれど、自分の気分をどの様に書く方向に持っていくか、どうしたら書き続けていくことができるか、に重きが置かれてある。とにかく、伝えたいことを書き連ねてみて、後で手直ししていけばいいということなのだろうが、私の場合、一番難しいのは、伝えたいことを見つけることなのだな~と認識した。文章術の本を読んでしまうのは、本の感想が書きたいだけなのだけれど、性格も変えなきゃいかんかな。とても遠回りしている様な気がする。
2022/05/29
半熟タマゴ
読むと文章を書く苦手意識が和らぐ本。ドロップ、エディット、リミックスの3ステップは役立ちそうなので、メモ帳を持ち歩くようにしたいですね。短い文章でもいいのでとにかく毎日書くことを習慣づけていきたい。
2023/01/12
aki
文章の書き方を一から教えてくれるようなものを想像していたが「そんな肩肘はって書かなくてもいいよ」と教えてくれる本でした。
2022/05/01
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