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老いる勇気 (PHP文庫)

老いる勇気 (PHP文庫)

老いる勇気 (PHP文庫)

作家
岸見一郎
出版社
PHP研究所
発売日
2020-03-13
ISBN
9784569900124
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老いる勇気 (PHP文庫) / 感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

歳を重ねてこそ、物事を深く味わえる。「できない」自分を受け入れることが「できる」ようになる一歩。「今、ここ」を大切に生きる。大人になる三つの要件①自分の価値を自分で決められる。②自分が決めなければならないことを自分で決められる。③自己中心性からの脱却。家族の幸福を思うなら、まず、自分が幸福であること。毎日を機嫌よく生きる。嫌われることを恐れない。などなど・・・

2024/11/08

やどかり

心が穏やかになるし、学ぶところの多い読書だった。私ではなく「私たち」を主語に考える。「今、ここ」を大切に生きる。先々のことを案じるのは、「今、ここ」をなおざりにしているから。「生きている」だけで人の役に立てる。人は幸福に「なる」のではなく、幸福で「ある」のです。それに気づくことが大事。真の幸福は「おのずから外に現れて他の人を幸福にする」。幸福とはどのような形で外に現れるのか、①「機嫌がよいこと」、②「丁寧である」「親切であること」に現れる。

2024/05/03

でじきち

学び直しで経験リセットせず若さを疑似体験◆他者比較の上でなく、自分の物差で前を目指す。リハビリの様に、理想からの引算でなく成した事の足算で生きる。病気は生き直す契機◆出世や評価等の成功は量&一般的、幸せは質的&オリジナル。老いや病は前者を阻むが後者は失われない◆親との関係も、まずは自分が変わる。自分で決められる大人になる。介護に生産性や見返りは求めない◆これが私の人生と覚悟を据え、ポジティブな側面に光を当てる◆「今ここ」を意識。夫婦関係もこれ迄はこれ迄。私でなく私達を主語に◆幸せになるのでなく、幸せである

2022/10/24

nori

『嫌われる勇気』で知られる、岸見さんの著書。 アドラーの心理学やプラトンの哲学に、三木清さんの人生観をプラスしたような本です。扱っている題材としては、『親の老い』や『自分の老い』について。 いわゆる『勇気の2部作』とは異なる文体で綴られています。介護や老化など、避けられないテーマに対して、サクッと読める文章は、流石としか言えません。 親にも読んでほしい、そんな一冊でした。

2020/05/24

かじかじ。

嫌われる勇気を読んでアドラー心理学にのめり込んで過去があったのでこの本を手にした。自分も少なからず意識しつつある人生の最後について何か得ることはないかと思い読み進めた。最終的な死を受け入れること以外にも、親の介護や家族についてなど、色々な観点から老いについて書かれている。読み進める上で、自分はまだ死を受け入れる体制ができていないばかりではなく、まだ大人にも慣れていないことに気付かされた。ちきりんさんの言う、愚痴を言う、他人を嫉む、誰かに評価して欲しいと願う、人生を無駄にする3箇条から脱却しないとダメだ、

2024/05/24

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