君と見つけたあの日のif (PHP文芸文庫)
君と見つけたあの日のif (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー
寂しがり屋の狼さん
元・人気子役で高校生の杉崎結菜は、所属する劇団の経営が行き詰まっていることを知る。その危機を救うため、冬休みの間『レンタル劇団員』として、ある家族の娘とになってもらいたいと座長より頼まれ…言葉で伝えることの大切さ、自分の居場所に悩む方にお勧めの心温まる物語(◕ᴗ◕✿)
2021/11/23
桜📕のベルズ
レンタル劇団員という設定で、即興の演劇を行う結菜。帯に書いてある『偽物の家族』という表記は私は嫌だと思った。最初は結菜だけ選ばれたと思っていたけれど、色々な人がレンタル劇団員としてそれぞれの役を演じていた。大切な人を失った悲しみと後悔はきっと、一生背負うことになる。そうならないために、思いはきちんと伝えないといけない。
2021/06/27
沙耶
初読み作家さん。すごく読みやすかったです。設定はちょっと無理があったけど、考えさせられる言葉がたくさんあって、少し生きるのが楽になるような言葉もあってすごく良かったです。特におばあちゃんの言葉がすごく良かったです。結菜と拓也の関係も理想的な関係で面白かったです。これからもこの作家さんの作品を読んでいきたいなぁって思いました。
2021/04/15
RONALDO9
切ないようでほっこりする小説で レンタル劇団員という題材も新鮮でした。 最後少し上手くまとめすぎかなーといった感じは ありましたが、 面白かったです。
2021/10/03
starly
静岡県浜松、天竜が舞台の話し。同じ県内に住みどちらも知っている地名で興味を持った作品。劇団で演技を学ぶ学生の主人公が、劇団の継続危機を救う為に【レンタル劇団員】としてある家庭の娘を演じるーーー。人の顔色を窺い、実の家族にも本心を言えずいた主人公が仮の家族を通して最後には大きく変わっていく。それまでに多くの不安、悩みがありそれでも演じなくてはならなくて応援したくなった。伝えたい事は言える時に言わないと後悔してしまうという内容だった。
2021/08/09
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