官邸襲撃 (PHP文芸文庫)
官邸襲撃 (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー
ナルピーチ
首相官邸がテロリストに占拠された…。立ち向かうは総理の身辺警護を務める女性警護官。仲間は全滅し、総理含め数十名が人質となる。この修羅場と化した状況でたった一人、彼女は孤独な戦いへと見を投じていく。これぞまさしく日本版『ダイ・ハード』ど派手なアクションと圧倒的なスケールを堪能したい読者には堪らない一冊!周りは敵だらけ、四面楚歌の中でどうやって活路を見いだすのか。主人公にご都合良すぎる展開はご愛嬌。この手の小説はやっぱり楽しんだ者勝ちだ!でも大統領に対する脅迫の動機はちょっと弱い気もするけどね😜
2022/12/18
KAZOO
最近の高島さんの小説はどうも海外がらみで、環境問題に関するものが多いと思いました(といってもこれを含めて2作ですが)。ほかの方が書かれているようですが「ダイハード」女性版という事のようですね。日本の首相官邸で首相やアメリカの国務長官が人質にとらわれて、という事で若い女性首相付きシークレットが活躍する話です。そこにアメリカ大統領の家族の話がからんで、という事で話がかなり大きくなってしまっている気がしました。
2023/12/27
みも
微細な設定は勿論違うが、完全武装のテロリストに占拠された建物内(本書は首相官邸)で、一人の警官(SP)が立ち向かうシチュエーションは映画『ダイ・ハード』そのもの。異なる点と言えば、その警官が女性であるという事。模倣であるか否かは別にして、作品としてはスリリングで一気に読ませる。政治中枢警備の脆弱性を指摘しつつも、その問題提起以上にエンタメ性が高く、その意味でも映像化向きの作品と言えそう。また、女性初の首相として○○百合子、ホテルを所有するアメリカ大統領がドナルド。この命名、高嶋氏の真意を尋ねたいところだ。
2023/12/03
PEN-F
総理官邸がテロ組織に襲撃されました‼️😳警視庁の特別機動隊やら自衛隊の特殊部隊と、ロケットランチャーや地対空ミサイルまでも装備しているテロリストたちとの攻防に手に汗握る。映画化したら観に行きたい!🤩
2022/10/02
タルシル📖ヨムノスキー
これまで読んだ物語の中で多分最も火薬の量が多い物語だった(銀英伝を除く)。ある日首相官邸がテロリストによって占拠される。人質は日本初の女性総理大臣とアメリカの国務長官をはじめ100人以上。テロリストに立ち向かうのは女性警務官の明日香1人。テロリストの目的は?明日香は人質を助けることができるのか!?息を持つかせぬ緊迫感、畳み掛けるような銃撃戦。ロケットランチャーや軍用ヘリ、特殊部隊までとうじょうして、コレぞ男のロマンですわ。もしこんなことが起こったら…。預言者・高嶋さんの予測が当たらないことを祈るばかり。
2022/03/28
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