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灼熱 (PHP文芸文庫)

灼熱 (PHP文芸文庫)

灼熱 (PHP文芸文庫)

作家
秋吉理香子
出版社
PHP研究所
発売日
2022-07-07
ISBN
9784569902289
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灼熱 (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー

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アッシュ姉

たった一人の大切な家族である夫が殺された。容疑者として逮捕された男は不起訴で釈放。怒りに震える妻は復讐のため、顔と名前を変えて夫を殺した男の妻になり、犯人である証拠を突き止めようとする。リアリティに欠けたが、展開が早くて一気読み。タイトルや装丁からぴりっとひりっとする感じを求めてしまったので、秋吉さんにしてはいまひとつか。

2023/05/30

坂城 弥生

復讐のため今の夫に近づいた女性。なんとか彼の犯罪の証拠を掴もうとするが…

2022/08/12

Kazuko Ohta

帯の「一気読み必至」はホント。同著者の作品の中ではあまり好きだと思えなかったにもかかわらず、どうなるのかが読めなくて途中で止まれませんでした。自分の夫を殺したとおぼしき男に復讐するために、顔を変えてまで近づいて結婚する。でも相手の男はどうやらそれに気づいているらしい。怖っ。しかしその後は意外な展開。意外すぎてしばし目が点になりました。「ほおっ」というよりは「そんなん、あり!?」の気持ちのほうが本作に関しては強い。いつもの、かなりどんよりさせられる嫌ミスのほうが好きかもしれません。って、性格が悪いか(笑)。

2024/01/15

mayu

久しぶりの秋吉さん。帯の「顔を変え、名前を変え、私は夫を殺した男の妻になった」という一文が衝撃的。最愛の夫を亡くした咲花子は別人になり変わり、夫を殺した容疑者の英雄と結婚する。終始ザラザラした不穏さが漂う。亡くなってから知る夫の行動や、英雄への疑い、先が気になる展開にラストにかけて一気読みだった。そして読後に残ったのは苦々しく、切ないやるせない気持ちだった。復讐にすべてを捧げた咲花子が辿り着いた結末に彼女はこのあとどう生きていくのだろうかと考えずにはいられなかった。

2022/07/21

ピロ麻呂

なるほどさすがの秋吉理香子作品でした。

2022/08/26

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