恋の悩みの科学 データに基づく身近な心理の分析
恋の悩みの科学 データに基づく身近な心理の分析 / 感想・レビュー
林原琢磨
様々な切り口から学術的に恋愛を分析していて、まさに「こういう恋愛本が読みたかった」と感じる内容でした。別にこうした本“だけ”が正解とは思いませんが、きわめて主観的で個人的な見解ばかりがまかり通っている恋愛ビジネス業界などにおいては、特にこうした研究の裏付けをもう少しちゃんとやっていただきたいものです。日本ではなかなか恋愛に関する研究が進んでいないそうですが、とはいえこれだけ様々なデータがあることに驚きましたし、情報量が多過ぎて頭に入りきらないので、今後も折を見て読み返していきたいと思います。
2024/01/15
南野
恋愛アドバイス記事の統計と分析、日米の関係流動性の差と熱愛の違いが面白かった。 「若くて障害の無い異性愛者」が恋愛研究の対象として限定されてきた歴史。 バイセクシャルから考える、恋愛指向において性別を取り払った心理研究という可能性。 マッチングアプリと梅毒感染者の相関。 青年期の若者同士の、アイデンティティの不足から来る、「アイデンティティのための恋愛」という研究。…アイデンティティの決定、補強を求める恋愛。相手の愛情や承認を強く求める。 →「愛的関係」 「青年期の恋愛」(エリクソンの研究)
2024/07/01
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