グリムあかずきん
グリムあかずきん / 感想・レビュー
greenish 🌿
お使いを頼まれて森の向こうのおばあさんの家へと向かう赤いずきんの女の子。その途中で一匹の狼に遭って・・・ ---軽井沢・絵本の森美術館で読了。 あまりにも有名な物語ですが、リスベート・ツヴェルガーの描く、水彩画のような絵が、子どもの頃に出逢った『あかずきん』とは一味違う魅力を放っている気がします。二本足で立つ表紙の狼が、何だか滑稽で可愛らしかったりして。数ある『あかずきん』絵本の中でも、決定版と言われるだけあります。 言いつけは、ちゃんと守らなくちゃですね。
2014/07/17
小夜風
【図書館】ツヴェルガーさんの描くあかずきん。表紙からして、おおかみがおちゃめで可愛いです(笑)。絵の細部までリアルなのに違和感なくて素敵でした。
2015/03/25
けんちゃん
以前に洋書で読んだ作品、ブックオフにて発見、即購入。あかずきんの摘んだ花がきのこのような形、おばあさんの服をまとったオオカミがマタニティな感じ…とくすっと笑ってしまうシーンがいくつかありました。ツヴェルガーさん贔屓はまだまだ継続中です。
2012/11/04
遠い日
ツヴェルガーさんの絵を求めて。このお話の準主人公でもあるオオカミの物言いといい、品を作った姿といい、ことばと絵でたっぷり楽しめる。赤ずきんちゃんも幼児でなく、少女の佇まいで描かれるのが新鮮。お話じたい久しぶりで、妙に楽しく読んだ。
2014/05/22
ペイトン
思い出の中の 赤ずきんちゃんはもっと幼くて 愛くるしいイメージでした。 ずきんはフード付きマントのようなものだったと思います。 このツヴェルガーの赤ずきんは小さくてぴったりした帽子のよう。 もう少し年齢がいっていて それだけにリアルな感じがします。 ツヴェルガーの絵は服装がとても好きです。 表紙絵のエプロンの揺れ方がいいなあ。 オオカミもとてもリアルに描いているのですが そのポーズには滑稽さがただよっています。 そしてページをめくるごとに構図のすばらしさにうっとりです。
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