鶴のおんがえし
鶴のおんがえし / 感想・レビュー
遠い日
絵を描き、対象と向き合うことによって、片岡鶴太郎さんは自他同一の命をそこに見る。生き物も植物も、生かされ生きるつながりの中で在ることを感じ取っている。対象から引き出す命は、どれもその内に輝きを秘めている。添えられた文章は自分をどう成すか、どう生きるかに悩み抜いた時代を経て、自在な軽やかさを纏っている。生まれてきたことに改めて感謝したくなった。
2017/05/20
蘇芳
驚いた。いい絵を描きなさる。文章は普通だったかな。
2012/07/02
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