新・餓狼伝 巻ノ三 武神伝説編 (FUTABA NOVELS)
新・餓狼伝 巻ノ三 武神伝説編 (FUTABA NOVELS) / 感想・レビュー
文庫フリーク@灯れ松明の火
ああ、また仕込みに入ってしまったか。5年前の前巻では文七VSカイザー武藤・巽真VS堤城平の試合。ことに堤城平の闘いが血をたぎらせただけに、趣向を凝らした今回のゲームもどきの闘いが、早くリアルファイトとなることを望む。松尾象山の愛嬌に負けない飄々とした磯村露風。二人の会話に妙な可笑しみを感じてしまう。巻末で意味有りげに登場した姫川勉の父・源三と土方元、願わくば著者後書き通り刊行のスピードアップを。『飢狼伝』1巻の刊行は31年前の1985年。未だ追い続ける数少ない同好の読み友さんの感想に救われる想い。(^^ゞ
2016/05/07
ntahima
【市図書40】単作としては凡庸。いつものように徒に登場人物が増殖していく。グリコ森永事件の翌年、タイガースが21年ぶりに優勝を決めた年(1985)に始まり30年にもなる超大河小説。但、物語の中の時間ではまだ2年にも満たないらしい。ということは、舞台は1987年の日本ということになるのだが、何気に現在の風俗も反映されている。これは登場人がいっこうに年を取らないのにオリンピックイヤーが何度も廻って来る『こち亀』と同じ時の流れだ。ブラックホールか?全17冊。死ぬまでに一度読み直したいのでそろそろ終わってほしい。
2017/03/01
miroku
どこまでも広がり、どこまでも続く。もはや、これはこれで良いのかもしれない。
2016/07/26
ぽかちゅう48
しつこいくらい連チャンでハマっいる餓狼伝シリーズ。今回は格闘シーンよりも松尾象山と磯村露風の飄々としながらの探りあいの会話を楽しみました。途中ひょんな事から休戦して組み、拳銃相手に大立ち回りをやらかすなどと色んな角度があり大満足です♪他のキャラの格闘シーンもあるので両方から楽しめました。…でも二人とも…拳銃相手にやらかすのは…無茶が過ぎます(笑)
2019/01/14
外道皇帝
5年ぶりのシリーズ新刊。新キャラ投入で、終わらせる気まったくなしの展開が始まりましたね。もうどんどんと強キャラが出てきて丹波文七の立場はどうなってしまうのか心配ですよ。とはいえ、強敵がいないと物語は盛り上がらないし。今回は格闘シーンよりも松尾象山と磯村露風の掛け合い漫才が緊迫感がありながらも読んでいて楽しかった。
2016/05/03
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