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作家
本多孝好
出版社
双葉社
発売日
1999-06-01
ISBN
9784575233759
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MISSING / 感想・レビュー

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たいぱぱ

オムニバス以外では初・本多さん。以前から、多くの作家さんたちが〔好きな本〕にあげてたので気になってました。「死」と「押し隠された人の欲望」が渦巻く5つの短編集。最後の「彼の住む場所」だけ、ちょっと違うような(でも面白くないわけではない)気もしますが、どの短編も心に残ります。重く苦しい展開の話ばかりなのですが、何故なのか心がスッと軽くなった気もします。このあたりが多くの作家さんが〔好きな〕部分なのかもしれませんね。

2017/02/15

aocchi

ちょっと怖かったり切なかったりプチホラーチックな作品が多かった。その中で少しほっとしたりもする。本多孝好さんの作品は初めてだったが、とても軽快な言い回しでウィットに溢れる文章に心惹かれた。少し重めの短編集だったが、これがデビュー作だとは恐れ入る。素晴らしい完成度の作品ばかりだった。今後も追いかけてみよう。

2019/06/13

スノーシェルター

「死」がテーマなのかな。重苦しいはずなのにさらりとした部分もあり、静かに染みてくる。死は簡単に訪れるのに、生きるのはどうして簡単にうまくいかないのかな。

2013/11/09

やんやん

「眠りの海」の少女の可哀想な真っ直ぐさ。「祈命」の幼い頃の自分をみてほしい願いが……「蝉の証」はちょっとほっとした。

2016/02/06

YAS

人の死と、その死に思いを巡らす人々をテーマにした短編集。『眠りの海』が一番好き。

2020/11/26

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