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誘拐ラプソディー

誘拐ラプソディー

誘拐ラプソディー

作家
荻原浩
出版社
双葉社
発売日
2001-10-01
ISBN
9784575234244
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誘拐ラプソディー / 感想・レビュー

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Take@磨穿鉄靴

荻原氏らしい軽快なテンポ。行き当たりばったりの珍道中。バッドエンドしか描けなかったけどキレイに締めた。途中さりげなく小鳩組の名前が出てきたりした。ただ内容に対してのボリュームは多めで途中何度か伏線らしきものも張られてた気がするけど全てキレイ回収されたのか疑問。とは言え楽しかった。でもどんな視点を獲得しても誘拐は卑劣な犯罪なのは揺るぎ無い。一番辛かったのは伝助パパだろうなあ。★★★☆☆

2023/07/09

達ちゃん

こんなにも面白く楽しい誘拐小説は初めてです^^。やくざと警察と謎の組織の絡みが絶妙で楽しい読書になりました。

2018/10/19

ゆきちん

前科があり借金があり社長を殴って会社の金と車を持ち出してしまった伊達秀吉。死ぬしかないとあの手この手を試みるも死に切れず、車に戻ってみると、6歳の家出少年が乗り込んでいた。この子を使って誘拐身代金をせしめよう…とするが、彼の家は893。対抗するチャイニーズマフィア、異変を察知したマル暴、軽く無計画で始まった誘拐ゲームがどんどん膨らんでいく…コメディタッチで面白かったです。いろんな勢力に追い詰められていって最後どうなるかと思ったけど、まぁそうかな。きれいに終わってます。

2017/08/04

PEKO

ギャンブル好きで借金まみれの伊達秀吉。前科があっても雇ってくれた工務店の親父に暴力振るって、金と車を奪って逃走したものの自殺する勇気もない。そこで子どもを誘拐して身代金をもらって人生をやり直そうと企む。でも伝助がヤクザの子どもだったことがわかり、なぜかチャイニーズマフィアにも狙われ、警察にも追われ、もう絶体絶命…の土壇場で…皆さんが感想に書かれてますが、伝助が本当にかわいい。秀吉!お務めが終わったら、必ず伝助との約束を果たしてよ🚂 ヤクザものは好きではないけど、不覚にもラストで泣いてしまった😢。

2022/05/27

ひろ20

読み終わってしまえば、面白かった。と言えるけど、本当は誘拐犯の秀吉が6才の伝助を殺さないと確信できた所から面白く感じました。秀吉が伝助に情が移って、ぐったりしたら背負って病院に連れて行こうとしたり、伝助も秀吉と戦ったり、三日間で2人の絆が強くなっていく様子が良かった。別れの時はウルっときてしまった。伝助の無邪気さが本当にかわいかった。いつか2人でSLを見に行く日が来るといいなあ。

2018/10/08

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