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紫嵐―Violet Storm

紫嵐―Violet Storm

紫嵐―Violet Storm

作家
五條瑛
出版社
双葉社
発売日
2002-05-01
ISBN
9784575234398
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紫嵐―Violet Storm / 感想・レビュー

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ゆきちん

革命シリーズ②今回の主役はカンボジア難民のキュー。日本では鳩と名乗っている。タイ移民とつるんでチンケなワルさをしていたが、一巻で結構核だった彼が死体となって発見された。相棒が容疑者として中国ヤクザに追われ、鳩が探す羽目に。鍵を握るのは女たち。一方で、モグリ医者のところに匿われている北朝鮮脱北の少年。本名からもじって「すみれ」と呼ばれる。賢くて機転のきく彼の存在が大きい。そして、謎の男サーシャ。彼の言う「革命」は?すみれの言う「嵐」は?一体なんだろう?続いて3巻「心洞」へ

2018/03/25

ゆみねこ

鳩とすみれ。前巻は中国からの密航者が中心だったが、この巻ではインドシナからの難民。すみれは半島から。多国籍の彼らがこのあとどういう運命をたどるのか?女は怖くてしたたか。。

2014/05/23

扉のこちら側

再読。2014年1081冊め。約10年ぶりの再読で、二転三転する真相を楽しめた。プロローグのシーンが好き。鳩と亮司はよいコンビになりそう。

2014/11/21

扉のこちら側

2003~2004年頃に初読。革命シリーズ2巻。カンボジアからの難民・鳩が事件に巻き込まれる。すみれが立派に育っているし、亮司も吹っ切れて爽やかになっている。北朝鮮、カンボジアときて次はどこの国か。

2004/11/21

紫伊

鳩とすみれが中心の話。共通の過去を持った二人だから分かり合えるものがあるんだと思った。そしてその過去は想像するよりもつらいものだったんだと思う。鳩の言う日本人の外国人嫌いは確かにそういうところがあるなと思い刺さった。登場人物では鳩の親のような存在の井口さんがすごく素敵で個人的に大好き。そしてラストのエピローグはやられました。また前漢の亮司がたくましくなっていてびっくり。サーシャ様は相変わらず謎。

2014/03/12

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