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廃屋の幽霊

廃屋の幽霊

廃屋の幽霊

作家
福澤徹三
出版社
双葉社
発売日
2003-07-01
ISBN
9784575234732
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廃屋の幽霊 / 感想・レビュー

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ブルームーン

結末はぼかし気味の怖い話を集めた短編集。ぼかす事で怖さが増すこともあるかもしれないけど、もうすこしはっきりさせてくれてもいいのにと思ってしまう。ちょっと消化不良気味。

2015/02/16

うさっち

怪談短編集。映像化したら「庭の音」が一番気持ち悪くて怖さを感じられるかもしれない。

2019/09/10

鷺@みんさー

短編集。ほとんどの話で主人公が「奇妙な夢を見」ていることなど、共通点も多く、また結末も似た印象。わかりやすい怪談というよりは、特に因果関係や結末を示唆されないまま放って置かれるSSめいた(長さはSSではないが)ものもあり、そういうのが好きな人向け。現実と幻のあわい。「春の向こう側」と「トンネル」が好きだ。

2017/08/26

sin

作者がその人生の遍歴を作品に盛り込んでいるからか、怖さと共に哀愁を感じさせてやまない。ただし、以前に作者の実話怪談集を読んだせいか数多く読んでいると似たような印象を持ってしまう。

2013/08/15

ROOM 237

寝ている時に見る"夢"に翻弄され怪異に見舞われる男が主人公のアンソロジー。2003年刊行とあって新作を重ねた今ほど上手いわけではなく、なぜか一番面白くなってきた所で唐突に物語は終わりを迎えて驚く。マイベストはアル中日雇い労働者の主人公がつげ義春みたいなふわふわした友達と3畳一間のアパートで暮らす「市松人形」。新装版が出ているようだから読んでみたい。

2021/02/19

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