中年宮本武蔵
中年宮本武蔵 / 感想・レビュー
鐵太郎
ハチャメチャ時代劇、といえばいいのか。なんなのだ、この宮本武蔵。無頼で無責任で男色一筋で、しかも無類に強い。一晩で屋敷の外から屋敷内にトンネルを掘るという無意味に凄い武芸(どこがだ)を発揮するとは。その他、比較的常識人らしい語り手の宮本伊織(養子)にしても、あれあれ。(笑) それにしても、これほど弱い柳生十兵衛もなかなかの味ですな。ともかくこの本は、ひたすら、ニヤニヤと読むべし。(爆)
2014/01/22
読書国の仮住まい
ボリューム 宮本武蔵、伊織親子の活躍。 世界観 小倉藩小笠原家の筆頭家老を務める宮本伊織。 父親の武蔵が引き起こす騒動の後始末に追われる日々。 今また小倉藩を訪れた柳生十兵衛を闇討ち。 しかし柳生はとんでもない陰謀を実行しようとしていた。 洛中、そして江戸で迎え撃つ。 補足事項 本家宮本武蔵、元祖宮本武蔵、新・宮本武蔵、続・宮本武蔵、最後の宮本武蔵、復活・宮本武蔵、帰ってきた宮本武蔵、さらば戦漢宮本武蔵、宮本武蔵・新たなる旅立ち、戦漢宮本武蔵よ永遠に、宮本武蔵完結編。 目を開いたまま眠れるものすげえやつ。
2021/10/02
tama-nyan
あー、面白かった!またきいっちゃん読もー♪
2021/05/02
FK
抱腹絶倒の詭弁大会といった趣のある、面白いけど子どもには読ませられな い(?)ユーモア時代小説(?)である。気がさくさくしているときなどに読むのに適しているか。実際の宮本武蔵はやはり謎に包まれているようで、その分いろいろと創作の想像の羽を伸ばすことができるわけだ。といったわけで著者自身がいっぱい遊んで楽しんでいるともいえる小説であった。
2007/05/23
辺野錠
中年の宮本武蔵がものすげえ活躍をする小説。地の文も砕けた感じで面白かった。表紙の百鬼丸の切り絵もいい感じである。偽宮本武蔵軍団の名前には吹いた。なんだよ「最後の宮本武蔵」とか「宮本武蔵・新たなる旅立ち」とか「戦漢宮本武蔵よ永遠に」って!
2012/02/11
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