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陽だまりの偽り

陽だまりの偽り

陽だまりの偽り

作家
長岡弘樹
出版社
双葉社
発売日
2005-07-01
ISBN
9784575235302
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陽だまりの偽り / 感想・レビュー

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KAZOO

長岡さんのデビュー作で、5つの短編が収められています。やはり話の持って行き方が最初のころから御上手で感心してしまいます。「淡い青の中に」は最後のどんでん返しのような感じ、あるいは「写心」は犯罪者側からの話で非常に話の持って行き方がうまいと感じました。私は「教場」シリーズよりもこのような話の方が心に残る気がしました。

2022/10/13

takaC

話としては面白いけど、作り話感高めな感じ。

2016/04/03

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

「陽だまりの偽り、淡い青のなかに、プレイヤー、写心、重い扉が」全5話。著者のデビュー作です。息子の嫁から孫への仕送りを頼まれ郵便局へと向かいましたが、その途中でお金を失くしてしまい・・「陽だまり」の話が痛ましい話ながらも救われる部分があって良かったです。生活の為にある子供を誘拐した男でしたが・・「写心」は、これで全てが解決というわけではありませんが、あの1枚の写真があればこれからは何とかやっていけるのではないか、そんな気持ちになりました。著者の他の本も読んでみたいです!★★★★

2013/01/01

kowalski

今、短編の中では一番面白い物を書いてくれるんじゃないですかね。4つの物語はとても面白く引き込まれるくらいでした。何て言うのかなぁ、良心の呵責のせめぎわいのところを上手く物語にしているところが好きですね。3つ目の写心は 少し感動しました。

2012/06/17

Satomi

長岡さんのデビュー作品、短編5編。見栄やプライド、日常に溢れていそうなちょっとした出来心。誰かの為の優しい嘘、犠牲。追い込まれた主人公たちのハラハラドキドキする結末は実に優しくあったかい。いずれの作品もハズレなし、秀逸!!これぞ短編!!切れ味抜群!!大満足♪

2015/03/24

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