KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

少年時代

少年時代

少年時代

作家
池永陽
出版社
双葉社
発売日
2006-07-01
ISBN
9784575235562
amazonで購入する

少年時代 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Taku

夏休みノスタルジー企画として選んだ一冊。昭和40年代初頭だから私より一世代上のお話。イメージとしてはあの「スタンドバイミー」を想像してたが、主人公の子供達に大人が妙に介入し過ぎというか子供達も大人に近過ぎる。もっと子供達のひと夏の冒険みたいなスカッとする話を期待していただけに残念。最後の大人2組のカップルの結末がイタいし、それまで舞台となってる郡上八幡の美しいであろう風景描写が吹っ飛んだかな…この作者さんは2作目だが、作風なのか読後感は重たくなる。ドラマ化されてるみたいだが、読了後観たいと思えない初作品。

2014/08/18

gontoshi

何か切ない物語でした。

2021/03/20

えっこ

少年の成長を描いているのだが、気になるのは、担任の先生やお姉ちゃんや同級生の女の子たち。彼女たちの心情が、直接伝わってくる。良平は文字通り、1人になってしまってから、橋の上から川へ飛び降りることができる。大人になるってことは、自分は独りだと気づくことなのかな。あんなにいろんな事が起きなくてもいいと思うけどね。

2018/08/20

がぁ

こんなに朴訥な小説はなかなかお目にかかれない。すべての流れが読んでいる途中でわかってしまうのに、巻を置くことができなかった。主人公はこれからどうするのだろう。飛び降りた瞬間に何を考えたのだろう。洗練されているとはとても言えないが、登場人物たちに心を寄せてしまう。まさしく少年時代なのだ。そして彼はその時代を卒業していき、青年の戸羽口に立つ。以降を見てみたい気がする。

2015/01/05

春野桜子

登場人物が皆人間味があり魅力的。友情があたたかい。 でも最後あまりに悲しく泣けた・・・。

2014/09/25

感想・レビューをもっと見る