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越境捜査

越境捜査

越境捜査

作家
笹本稜平
出版社
双葉社
発売日
2007-08-01
ISBN
9784575235883
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越境捜査 / 感想・レビュー

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ゆみねこ

14年前に起こった未解決の殺人事件。詐欺の疑いがかけられた被害者と、被害者が持っていたとされる12億円の行方。警察上層部の腐敗を暴こうとする鷺沼、神奈川県警の不良刑事・宮野、やくざの福富。尊敬する先輩は果たして悪の一味なのか?長かったけれど面白く読みました。シリーズ、追いかけ決定。

2017/10/23

再生の序章

「信じるか信じないかは、あなた次第です。」と都市伝説を語る番組がありましたが、警察庁と神奈川県警の不仲さが指摘された時期から、作者が描いたフィクションです。 治外法権があるかのように裏金を操る警察組織。巨額詐欺事件により入手した裏金を隠蔽する警察組織を暴く韮沢と、韮沢を慕う主人公•鷺沼が事件を解決していく。破天荒で憎めない県警の刑事•宮野に加え、警察組織の悪事を暴く為に、極道にいる福富も加わるという、縦軸と横軸も含めた越境捜査に読む手が止まらなくなりました。 人を見る力を養おうと思いました。

2022/05/22

ロッシーニ@めざせ正社員

いろいろややこしくてなかなか読み進められなかったけど、終盤で一気にきましたね!ここでも隠蔽体質が見え見えです。 宮野の警察官らしからぬキャラがナイスですね。

2013/09/28

鷺沼(警視庁) 韮沢(神奈川監察) 宮野(神奈川県警、茶髪、ヤクザに借金) 福富(神奈川ヤクザ) 森脇殺しを時効前に追うことになった鷺沼、追えば追うほど謎が出てくる。12億円はどこに消えた? 検察庁長官と警視総監の権力争いと政治家にヤクザ。

2014/09/14

海の仙人

殺された詐欺師が横領した12億円の行方を巡って,刑事,警察官僚,国会議員,ヤクザなど多彩な登場人物が欲望をむき出しにして戦いを繰り広げる展開で,長い物語ですが,とても楽しめました。シリーズを順次読み進めてみたくなりました。

2017/10/27

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