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誘拐

誘拐

誘拐

作家
五十嵐貴久
出版社
双葉社
発売日
2008-07-01
ISBN
9784575236262
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誘拐 / 感想・レビュー

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そのぼん

会社からの指示でリストラを宣告した相手が無理心中を図り、その後自分自身も会社を辞めざるを得なかった男。その後彼が取った行動とは・・・。リストラにあったりとか、それを言い渡さなければいけなくなったとかってのは今どきよくある話なのかな、と思いましたが、その後の展開がビックリでした。理不尽な話なので許せないのはわかるけど、ここまでするか・・・って思いながら読んでいました。そして、ラストまで読んでみてさらに驚きました。

2013/08/20

オーウェン

総理大臣の孫が誘拐され、国の警察機関は大揺れに。 それは2日後に韓国大統領との共同署名のため、警察の人員を割けないため。 誘拐もので犯人側の視点からも見せている。 それは冒頭リストラをしていた人間が逆にリストラの憂き目にあったが故。 誘拐の真の目的はなにか。 身代金の運びだったり、誘拐のその後の警察の捜査。 計画の裏には協力者の存在がありで、最後の最後までどんでん返しが仕込まれている。 シリーズとして3作目まであるらしく、続けて読んでみたい。

2024/05/09

白のヒメ

旅行代理店の人事担当者だった主人公が、リストラを告げた社員の家族が心中をする衝撃的な冒頭。そして急に場面は変わり、題名通り少女の誘拐へとつながっていく。少女の祖父は現職総理大臣。そしてあたかも日韓友好条約の締結という歴史に残る任務遂行の最中だった。一体どういうこと?と読み進める。二つの事象がどういう風につながっていくのか、全く予想出来ないからだった。一転二転する物語の真相には、結局、最後の数ページになるまで全くたどり着けず、えー?という呟きが何度口から漏れたことか。やられっぱなし感が満載でした。

2017/12/18

まぁし

最初冒頭部を読んだ限りではまさかあんな展開になるとは思いもしませんでした。日本の犯罪史上類を見ない大胆で無謀な犯罪計画。絶対に成功する訳ないとたかをくくってましたが、実は緻密に計算されてて「本当に成功するかも」と思い始め てからはドキドキの連続でした。犯人の目的が分からず、どういう着地をみせるのか気になっていましたが、多少無理があるかなと思った設定も、犯人の意図が分かって府に落ちました。終盤と冒頭の繋がりや伏線の回収もスッキリしていて良かったです。"罪を憎んで人を憎まず"的な感じがいいですね。

2019/12/20

Syo

これも テーマと作家から おそらく既読だと思うけど。 面白かった。 役職名が何度も 出てくるのは煩わしかった けど。

2019/08/23

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