告白
告白 / 感想・レビュー
めろんラブ
告白している。とつとつと、時に激情にかられて。独善的なモノローグに真実があるのならば、それは、何とうそ寒く空疎なことか。そこには、他者に対する共感などかけらもないのだから。
2009/11/22
遥かなる想い
非常に怖い小説である。すべてがモノローグで構成されるこの本に登場するすべての人の心は壊れており、誰一人として真実を語っていない気がする。著者はこの「告白」というタイトルで何を書きたかったのだろうか。 (2009年このミス国内第四位)
2010/05/04
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
闇。人間、誰しもが抱えているであろう『闇』。余りに身近すぎて見落としがちなココロの闇を見事に書き切ったという感じで、衝撃でした。すごい。がっつり惹き込まれました。おもしろかった♪
2013/02/27
にいにい
湊かなえさんの作品で、最初に読んだ本。様々な視点から物語を進めるのは、事件が分かりやすく、のめりこめる。いろんな人の意思が、他の人の思惑をはずし、それが、さらに物語を深めていた。
みゃーこ
最初からすごい物語に引き込まれていくのであっという間に読み終わった。登場人物おのおのの告白、心象風景がもれなく「孤独」であるという部分がこの物語の魅力で、読み終わってもしばらく心の中に残る後味の悪い存在感のある作品だ。
2013/05/11
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