東天の獅子 第2巻 天の巻・嘉納流柔術
東天の獅子 第2巻 天の巻・嘉納流柔術 / 感想・レビュー
文庫フリーク@灯れ松明の火
講道館・嘉納治五郎の相談役に勝海舟登場。びっくり。柔道対柔術。警視庁武術試合は講道館柔道VS柔術各派の様相。やはり素手での戦い描くと獏さんの右に出る方は(滅多に)いない。巻末近く描かれる殿中での無刀の技・大東流奥伝《御式内》幼き志田四郎(志田→保科→西郷と改姓)に、遊び装い御式内指導するは会津藩主・松平容保に家老として仕える西郷頼母。四郎の養父。座しての武術・御式内を警視庁武術試合に使う許可を養父に願う四郎。同じく頼母から指導受けた武田惣角が気になるところ。いよいよ武術試合の3巻へ突入。
2011/10/09
くりこ
明治19年の警視庁武術試合に出ることになる九州勢、千葉勢の登場の巻。前巻で気になっていた御式内の正体や保科四郎と武田惣角とのつながりが判明。次はついに警視庁武術試合が始まるのでしょうか。それにしてもみんな熱いなぁ。
2015/03/16
旗本多忙
これも、既読にあげた。いつ頃読んだのか忘れたけど、かなり面白い。僕的には実在の人物を書いたものがどちらかと言うと好きである。個人的には今野さんの武道物より軍配は上がりますね。
ntahima
旧会津藩の五百石以上の上士にのみ伝えられた御留業(藩外不出の技)の大東流合気柔術の継承者である武田惣角。最初は創作だと思ったが実在人物のようだ。そして小説「姿三四郎」のモデルともなった講道館の西郷四郎の出生秘話と同郷人 武田惣角との因縁。読む漫画だ。読むのが止められない。話は第三巻 警視庁武術試合へと流れ込む。
2010/03/10
やす
講道館と柔術古流は警視庁主催の柔術大会で対戦することとなるのだが、本巻は対戦相手の古流の人々のお話。講道館から離れるのでまた最初からかあという気持ちが生まれてしまう。ただ、後半は姿三四郎のモデルとなった西郷四郎の謎の生い立ちに焦点が当たるのでやや回復。
2022/07/24
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