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深山に棲む声

深山に棲む声

深山に棲む声

作家
森谷明子
出版社
双葉社
発売日
2009-02-18
ISBN
9784575236552
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深山に棲む声 / 感想・レビュー

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みかん🍊

深山には入ってはいけない、昔語りに棲む真実と作り話を深山の麓の東西南北の村の出来事、時系列が良く分からない、こどもたちや大人の実年齢も分からないのでどう繋がっているのか、考えながら読み進めていく、ファンジーのようなミステリーでもある不思議な話、何処までが真実でどれが作り話なのか、「昔語りを真に受けるものじゃない」

2015/03/03

ゆみねこ

都から落ちのびて山に棲みついた女は、深山で何を思って生きたのか。昔話の山姥伝説がベースになったような、不思議な物語。「昔語りを真に受けるもんじゃない」中々面白い本でした。

2014/11/05

紅はこべ

魔が棲む山として恐れられもし、神の住まう山として崇められもする深山、或いは御山とも呼ばれる連山と、その麓にある東西南北の4国を舞台にした和風ファンタジー。深山に住む謎の女と、その女が守る貴種と思しき子、その二人に関わることになった里の者の運命が描かれる。森谷文学お得意の山と森の世界。この小説の趣旨は、物語や伝説というものがいかにして生まれ、語り伝えられ、世に広まることになったか、その過程を描くことかと思った。

2010/01/24

星群

うーん。理解出来たようで、出来てないような・・・。文章体は、読みやすいと思うんだけど、登場人物を整理して読むのが、ちょっと大変だったかな。じっくり腰を据えて読むべき本なんだろうな。

2013/12/15

舟華

とても不思議な世界観。そして丁寧に追わないと分からなくなってしまう。私も読んでいて迷子になりかけた(笑)始めはおどろおどろしい話かな、とだいぶ構えてしまったけど、優しい物語だったなー、に落ち着いた。「昔語りってのは…」がなんだかすっと胸に落ち着いた作品。

2016/04/30

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