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夏を拾いに

夏を拾いに

夏を拾いに

作家
森浩美
出版社
双葉社
発売日
2009-07-01
ISBN
9784575236668
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夏を拾いに / 感想・レビュー

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紫 綺

森さんには珍しい長編。もう昭和を濃く濃くぎゅぎゅ~~~っと詰め込んだ、私たちの世代には懐かしさで堪らないお話。・・・かと言ってストーリーも面白く少年時代に戻ったようなワクワク感をもって読めた。釘立ては私の住んでた地域だけの遊びだと思っていたが、遊び方は違えども存在したということだけで嬉しかったな。

2014/12/14

ちゃんみー

自分が小学生だった頃を思い出します。もう40年も前になるんですね。そうそう、そんなことして遊んでましたよ。勉強なんてそっちのけ。田舎なんで私立受験なんてなかったし。懐かしいなぁ〜。今の子供たちはそーゆー想い出が無いんだろうなって思うとかわいそう。うちの息子たちは思う存分、外で遊ばせましたけど。

2015/11/15

ぶんこ

子供時代を、川や山の近くで過ごせるのは宝物と思わせる物語でした。 幼馴染がいるというのも、都心で育った子供には羨ましい。 都心では幼馴染は各地に散らばってしまうので。 それにしても、森さんの作品に出てくる奥さんは、気が強い!

2015/01/23

しろいるか

一言で表すと『和製スタンド・バイ・ミー』。大人になった主人公が回想形式で語る過ぎし少年時代の冒険の数々。いつもそこに友達が居た…。まんまだなあと思っていたら、著者もあとがきで書かれてました。アラフォーより上世代、特に男性にはかなりノスタルジーを感じる話だと思う。昔の少年達って今思うととんでもなく無茶してたんだなあ。縫うような怪我とか骨折とか、工場の敷地内にこっそり忍び込んだり。そんな彼らに拳骨くらわせながらも大人達はどこか大らかで見守る目が温かい。今の子供を取り巻く環境を思うと、この時代が少し羨ましい。

2012/03/28

だんたろう

『Stand by me』をそのまま昭和の日本に持ってきた作品。違うところは、旅をしないのと誰も死なない。なので、ノスタルジーや切なさは感じるが、悲しさを感じることはない。また、昭和の時代背景やギャグも豊富で、懐かしさがこみ上げる。改めて『Stand by me』の素晴らしさを感じることが出来た作品。ただ、「七年殺し」は「天怒りて非道を絶つ・・・」と口上を述べてから行うもので、決して不意打ちを食らわせるものではないことを付け加えておく。

2014/04/18

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