ライフ・ゴーズ・オン―La La La Life Goes On
ライフ・ゴーズ・オン―La La La Life Goes On / 感想・レビュー
ずっきん
消しちゃったらしく再登録。【東山彰良祭り】いまわのきわに死神と見る走馬灯。リアルで追っかけてたら「ど、ど、どこにいくの、東山さん」と心配になったかもしれない。わたしの読解力の問題なのか、それとも書き手のもがきなのか。著者の作品ではじめて迷った。なのに、どうしようもない悲しさややるせなさを、なぜ、まるで音楽を奏でるように綴れるのか。口ずさみたくなる。体を揺すりたくなる。やっぱ、元気が出る。
2021/06/01
阿呆った(旧・ことうら)
〈僕たちにあるのはささやかで、他人には価値がないものばかりなのに、それすらも思いどおりにならない。〉東山彰良さん初読み。映画のワンカットシーンのような構成が良かったと思う。
2015/07/26
zanta
250/9/16/2016 難しい。私の読解力では、中途半端なものになってしまった。あまりにも断片的で、結果的に主人公がどうなったのか、超常現象の意味など不明なまま読了。
2016/09/16
虫尾
なぜだか東山の作品を読むと、涙が出てくるんだ。 彼の描く人物の、与えられないと分かっていながら求め続けるものや、機械や虫のように単純になりたいのに、なることの叶わない哀しい性に、いつでも感応してしまうのかも知れない。
2010/05/03
カツ
初期の頃の荒っぽさが薄れて、「流」の様な深みが足りない感じの少年の成長物語。東山さんの作品は、予想もつかない比喩や、巧な情景描写・心理描写が楽しめればそれで良いのだ。何時までもその世界に浸っていたい気分にさせてくれる。しかし、ソンブレロの意味が分からなかった。
2020/01/12
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