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さよなら、ジンジャー・エンジェル

さよなら、ジンジャー・エンジェル

さよなら、ジンジャー・エンジェル

作家
新城カズマ
出版社
双葉社
発売日
2010-02-09
ISBN
9784575236866
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さよなら、ジンジャー・エンジェル / 感想・レビュー

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シ也

「本当に面白い警察小説」で紹介されて前から気になっていた本作。目が覚めたら死んでいた地域課勤務の巡査と妄想癖のすごい女子大生のパートが交互に描かれながら、巡査のすごす“シキイ”や“時間”。そして女子大生のもとに現れた都市迷彩男の謎を追っていくストーリー。動ける“シキイ”の世界は交番勤務時代の巡回地域内とか“シキイ”の住民は警察官ばかり... とかの設定は中々面白い。次作があったら是非とも読みたい

2015/10/22

そのぼん

死者と生者世界を描いたファンタジーものといった感じの作品でした。イマイチ設定に慣れないまま最後まで読み終えてしまいました。目線でよく変わるところが馴染めなかった理由なのかな。全体的な優しげな雰囲気は悪くはなかったと思います。

2013/04/03

しろ

☆5 幽霊刑事が女の子を守る話。幽霊の世界「シキイ」でのルールやそちらでの絡み、女子大生が本屋でバイトや恋をする、それぞれの話はとても面白かったのだが、全体としてまとめると少し退屈に感じた。二つの話が重なった時、特に感じるところがなかったし、交互に展開されることが読みづらく思ってしまった。どちらかというと、それぞれ独立して深く読みたいかもしれない。

2013/06/08

むつぞー

「シキイ」の世界の法則とかはとても面白く、継美のバイトことも楽しく読みました。特に書店バイトの話は楽しいです。司郎と継美の物語としてなら、とても満足ではあるのだけれど、「シキイ」の世界のこととかを初めとして、後半部分的に置いていかれてしまった感じがします。これ以前に書かれた物語が関係するの?それとも今後描かれる物語があるということ?ともかく、この作者のまだ読んでいない作品を読んでみるつもり。読みたい作品もある事だしね。

2010/03/07

翔琉

友人に勧められてお借りしました。"SF" と聞くと宇宙や機械が絡むタイムトラベルというイメージが強かったのでこういう形もあるのかとまず驚きました。書店員パートの語り口調の文体がとても心地いいです。お話としては面白いんですが終盤まで起伏があまり感じられず、淡々と進んでいくのが少し退屈気味かなって感じました。終盤から少しずつ真相が明らかになっていくのは盛り上がって素直に楽しかったです。最後は静かな感動がじーんときたのですが、どうせなら書店員パートの "その後" があと2,3ページほど読みたかった気もします。

2015/07/02

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