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Q10シナリオBOOK

Q10シナリオBOOK

Q10シナリオBOOK

作家
木皿泉
出版社
双葉社
発売日
2011-01-19
ISBN
9784575237160
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Q10シナリオBOOK / 感想・レビュー

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ひやしなむる

大好きなお話。最後は自分でも引くくらい号泣してしまいました。“愛も勇気も平和もこの地球上に、あると思えばきっとあるのよ”“「Q10」のテーマは「愛」だと、ずいぶん前から河野プロデューサーと決めていた。お義父さんの家に残っているものは、どれも愛の果てにあるもののように思えた。そのささやかな生活の延長線上に、私達はいるのだ、と思った”「愛」なんてクサくて恥ずかしいけど、でも確かにこの世界には、愛としか表現できないものがあって、それが世界を支えている。

2014/01/24

kino06

木皿泉さんにハマっています。「Q10」をDVDで観て、書き留めておきたい言葉がいっぱいあったので、いちいち一時停止しつつ観てたんですが、シナリオブックが出てるじゃないですか!絶版になる前に、と買いました。どうしてこんなにも心に響く言葉を生み出せるのでしょう?! ”アイドルの出てるセイシュン学園ドラマかー”と食わず嫌いしてて後悔してます。世のご同輩に、是非観て、読んでいただきたい!

2013/06/28

ひやしなむる

ドラマが大好きだったから、読んでみた。一話一話に名シーン名ゼリフてんこ盛りで(まだ始まったばかりの頃、ちらっとだけ見た母が「今日最終回なの?」と聞いてくるくらいに一話が濃い)、登場人物もみんな主人公に出来るくらいいい人達で魅力的で、それぞれ悩みつつも、一生懸命輝いていた。柳教授の言葉、平太の言葉、そしてロボットであるキュートの言葉すら、じんわりと温かく、じんわりと効いてくるのでした。たぶん作者さんはいい人だと思う。

2012/05/31

ひやしなむる

大好きな本。最後の方は、自分でも引いちゃうほど読みながら大泣きしました(……ということが前読んだ時の感想にも書いてあって、自分変わらなすぎて笑った)。"「2016年に、このことが証明されて、2025年に、国語の教科書から永遠という言葉が消されるーーそして、私達は永遠というコトバを失う」""「心にうったえる?そんなの奇跡です」「2010年には、まだあるのよ、奇跡」"

2020/05/30

桐一葉

すこーーしずつ、映像を想像しながら読んだ。ドラマ観たいなー。木皿泉さんが創り出すものは、たくさんの時間をかけて、けど理屈っぽく捏ねくり回すんじゃなくて、ただまっすぐに柔らかく届く。受け入れて、愛すること。漫然と過ごすのではなく、自らの考えを生み出してゆくことを、改めて真剣に考える。木皿泉さんに触れると 世界は、人生は、そんなに辛いことばっかりじゃないかも と小さな予感を抱ける。けど、それは自分次第。欲しがるんじゃなくて、自ら手に入れようと努める。いつまでも読み続けたい一冊やわ。

2017/07/23

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