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境遇

境遇

境遇

作家
湊かなえ
出版社
双葉社
発売日
2011-10-05
ISBN
9784575237399
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境遇 / 感想・レビュー

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にいにい

湊かなえさんにしては、毒が薄めの物語。こんな湊さんもありかな?同じ境遇が縁で友達となった二人の女性、その後の生活の違いと勘違いから生まれる妬み、憎しみ。しかし、その憎しみも最後まで続かず、勘違いが分かったことで一定の和解?本当に信頼しあった夫婦、友達って、どう対応出来るのかを問いかける一冊。正紀、岩崎、晴美、弥生、それぞれの対応は、課題もあると感じたし、殺人犯の子供って、それほど酷い扱いを受けなきゃならないのかという印象が最も強く残ってしまった。

2016/02/02

takaC

後味の悪さを期待して読んでいるのに、こんなハッピーエンド(?)で良いのだろうか?自分の読みが甘いだけ?

2012/05/08

hiro

湊さんの作品は読み出すと止まらない。この作品も一日で読破。似た境遇の絵本作家で県会議員夫人陽子と新聞記者晴美の親友二人の視点で物語は進む。いつものように悪意のある人達が出てくるが、湊作品にしては珍しく、陽子の夫正紀やその友人岩崎のような真っ当な男性がでてきて、作品としては毒は薄めだった。誘拐犯は途中にヒントもあってわかるし、結末も予想できた。これが結末だと思った後に、もうひとひねりがあったが、その結末もTVドラマにありそうなもので、中途半端な印象だった。どうしても湊さんには強い毒を期待してしまうようだ。

2012/09/02

ダイ@2019.11.2~一時休止

読みやすく面白いが、湊さんにしてはあっさりしてる。特別版の絵本が気になるが見たことない。

2013/08/19

パフちゃん@かのん変更

湊さんにしては毒が少な目でしたね。陽子は素晴らしくいい人だし、晴美もお母さんが生きていてよかったという反応だったので後味は悪くなかった。読みやすく、一気に読めました。なんとなく展開が予想できたし、ちょっとあっけなかったかも。

2012/10/11

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