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ホテル・ピーベリー

ホテル・ピーベリー

ホテル・ピーベリー

作家
近藤史恵
出版社
双葉社
発売日
2011-11-16
ISBN
9784575237481
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ホテル・ピーベリー / 感想・レビュー

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ミカママ

初めて内容を読メで拝見してから、ずっと思い入れがあった本、ようやく読めた。何から書いていいものか。ハワイ島は我が家にとって第二の故郷、それをさて置いても、いい作品だった。ちなみに初読み作家さん。雨にけぶるヒロの街並みが、その緑(あお)臭さと共に立ち昇ってくるような。謎の女主人、和美がいいねぇ(笑)。トリックも上出来、大満足でございました。話題作をたくさん書いてらっしゃる近藤さん、また読んでみたいです。

2016/02/07

青乃108号

ハワイ。懐かしいあの匂い。ゆったりした時間。遥か昔、新婚旅行で1週間居ただけだが、本当に天国の様だった。そのハワイを舞台にした物語。気楽に読み始めたが物語は次第に不穏な方向に…主人公の男性の煮え切らなさが何ともイライラさせられる。気持ちは判るがいつまでもそこに留まってどうする。人生は思う程長くはない。辛い過去は振り切って、先に進まなければ何事も成せないまま終わってしまう。物語は偽名とか殺人とか入れ替わりとか色々あったけど、何しろ主人公の行く末が気になって仕方がない。しっかりしてくれ、まだ若いしやり直せる。

2023/12/31

まちゃ

教師を辞め、気力をなくした木崎淳平が友人のすすめで訪れたハワイ島の「ホテル・ピーベリー」。ハワイ島ののどかな気候と「ホテル・ピーベリー」の不穏な空気。そこで起こった同宿者のプールでの溺死事件とバイク事故。終盤に向かっての伏線回収はさすが。上質なサスペンスミステリでした。

2022/10/16

ダイ@2019.11.2~一時休止

ハワイが舞台でそうなんだ~っていうハワイのこともでてきた。ミステリー的にはなるほどと思いますが、感情移入できそうな人物いなかったのが難点。

2017/10/06

yoshida

ハワイ島にあるホテル・ピーベリー。6部屋の長期滞在型ホテル。そのホテルはリピーターはとらない。常連が馴れ合う空気がオーナーが嫌いなためだ。失職した木崎は友人の勧めもあり3ヶ月の滞在予定でホテルを訪れる。滞在中にホテルのプールで事故が起きる。海外でもあり、誰もが「嘘」をついている可能性がある。自分の名前や職業、そしてハワイ島を訪れた理由。事故が続き、事件か事故か不穏な空気が流れる。このトリックは予想出来ず。タイミングよく木崎の友人が訪れねば判明しなかった事実。木崎自身の問題は解決せず気になる。読み易い作品。

2019/06/16

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