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暗闇で踊れ

暗闇で踊れ

暗闇で踊れ

作家
馳星周
出版社
双葉社
発売日
2011-11-30
ISBN
9784575237504
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暗闇で踊れ / 感想・レビュー

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そうたそ

★★★★☆ まさに馳星周、なノワール小説。ストーリー展開から結末まで過去の馳作品を思うとどこか既視感があるのだが、それでも面白い。というより、むしろそこに安心感がある。主人公の刑事が詐欺師姉弟を追う中で、その姉に骨抜きにされていき……というストーリー。分厚い作品だが、一気に読んでしまえる。破滅へと向かっていく中、僅かに希望の光りが射し始めるのだが、最後の最後でドス黒い結末におとされる。この後味の悪さと、迷いなく破滅へ向かっていくストーリーは、やはり馳星周ならでは。初期作ほどの重厚さはないが十分おすすめ。

2016/07/17

えむ

井上という収集家の美術品が大量に売られている。持ち込んだのは妾に生ませた子供だと。警視庁捜査三課の神崎は、収集家の自宅を訪れ榊田恵と学の姉弟に会う。神崎は恵と関係を結び夢中になるが、忽然と姉弟は姿を消す。そして神崎は自分が詐欺にあったのだと知る。馳星周2冊目。結構引き込まれてしまいました。最後は予想もしない結末に神崎も哀れだと思いますが、神崎と三郷妙、智彦が仲良く暮らす結末もあってほしかったような心残りがあります。2016-6

2016/01/21

まつじん

哀しい悪役を書かせたら天下一品ですね。 詐欺師としてしか生きていくことのできないふたり。 なんか切なくなりました。

2011/12/23

マサキ@灯れ松明の火

「氷のザキ」こと、警視庁三課の神崎。彼は、腕利きの刑事だが…心に闇を抱えている…ある時、彼は、詐欺師の姉弟に出会った。姉弟は…複雑な生い立ち故に犯罪の道に身を投じていた…神崎は、姉に惹かれ、また姉の方も神崎に惹かれた…破滅への道に踏み出したことも知らずに…弟の秘めた願いが絡まる時、ノンストップで、全てが動き始めた…

2013/02/07

ずっと俺のターン

ノワール。

2015/09/14

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