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海岸通りポストカードカフェ

海岸通りポストカードカフェ

海岸通りポストカードカフェ

作家
吉野万理子
出版社
双葉社
発売日
2012-01-18
ISBN
9784575237535
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海岸通りポストカードカフェ / 感想・レビュー

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アメフトファン

吉野さんの本三冊目でしたが、この本が一番好きです。みなとみらいにあるポストカードが所狭しと飾られているポストカードカフェ。このカフェに届いた全ての絵葉書は返却はされずに永遠に保管される。そしてその絵葉書を通じて離れている人と人が触れ合う。どのエピソードも大好きでしたが、耕太郎さんと娘の順子さんのエピソードが一番心に響きました。一番遠いと思っていた人を一番近くに引き寄せてくれる。こんな素晴らしいカフェが永遠に続く事を願っています。

2014/01/28

yanae

「海岸通りポストカードカフェ」というお店を舞台にしたお話。吉野さん、2作目。店名にあるようにお店宛てに届いたポストカードをお店の壁一面に貼ってある一風変わったお店。暖かいマスターとフレンドリーな店員と常連たちのやりとりが心地よい。常連たちはそれぞれポストカードを待ったり、書いたり、送ったり。個人的には耕太郎さんの娘のエピソードがなけたなぁ。素敵な遺言を残していました。そしてむっちゃんの反応が気になる♡物語終盤はピンチもあったけど、希望もみえてよかった。素敵なお話でした♡

2018/09/27

あつひめ

ドラマ化してもらいたいなぁと思う1冊。思いを伝える手段はいくらでもある。手紙に限らずメールも電話もファックスも。でも、相手を思い描いて思いを伝える方法はやはり手紙やポストカードが一番じゃないかなと私も常々感じている。はがきを選びインクの色を選び、言葉を選び、切手を選び、書く場所を選ぶ。ポストに投函するまで離れた相手に気持ちを飛ばす。素敵な瞬間だと思う。それが日常の話であれ告白や別れであれその結ばれた瞬間を残してくれるそんな素敵なカフェがこのポストカードカフェ。こんな素敵なカフェに巡り合ってみたい気がする。

2012/11/15

りえこ

素敵な人の繋がりが描かれた本でした。ポストカードカフェ、行きたいし手紙を書きたくなりました。

2016/06/18

風里

ポストカードどころか手紙、いや文字自体書かなくなって久しい。 カフェの役割はいろいろあるけれど、こういうカフェはずっと生き残って欲しいと思う。 手を使ったものは想いが宿る。

2012/11/18

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