レジスタンス、ニッポン

harass

前知識なしに図書館で適当に選ぶ。アマチュアバンドから追放された主人公が自由人の叔父の経営している結婚相談所で働くことに。どうしようもない男女たちが集まってくるのだが……　正直、この著者の作品としては、主人公が常識的で普通寄りのせいか、いつものとんでもない破天荒さが感じられず、物足りない。異端な作風ばかり読んでいてこっちが本来の作風なのかもしれないが。小説としてはまあ普通。だがそんな作品は読むに値するのかとも。あまりおすすめしない。ファンなら。

2018/11/05

myunclek

反原発を、下品さを保ちながらさらっと描く戸梶さん。良い子の読者には薦められない本が多いのですが、シリアスな小説も時々あるんです。この本は、その中間に位置するのかな？

2013/11/02

しゅしゅ

数年ぶりの戸梶作品。相変わらず、お馬鹿でぶっとんだ内容で面白く読めました。活人が、グリーンサタンの入隊を決めた時と、おじさんの結婚が決まった時は読者として、本当に嬉しかったです。まだまだ日本、というか日本人は捨てたもんじゃない！と痛感しました（笑）

2015/05/31

イケダ５→１

久しぶりの戸梶節を堪能したく図書館で借りてみたが、相変わらずでした。最後の爆走感は落ち着いたようにも思えるけれど、いやいやどうしてこんな人がいたら実際スゲーし！という意味では爆走してますね。脱原発を散りばめて発信している所も表現者としてスゴイと言わざるを得ない。

2014/06/23

tetsu

★２ 結婚相談所で働く元ミュージシャンがテロリストになる話。この作家は読者を選ぶ。このセンスは私には合わなかった。残念。

2013/09/05