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てのひらに爆弾を

てのひらに爆弾を

てのひらに爆弾を

作家
黒武洋
出版社
双葉社
発売日
2013-06-19
ISBN
9784575238242
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てのひらに爆弾を / 感想・レビュー

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くみこ

携帯電話に仕掛けた爆弾が真昼間の有楽町で爆発、という派手なオープニングです。犯人像や犯行動機を語る部分に、ちょっと中だるみ感がありました。携帯電話会社3社の代表を任意聴取する辺りは緊迫感がありましたが、なにぶんすっきりしない終わり方です。続編ありきなんでしょうか。クライムノベルってわけでもなさそうだし。せめて城辺刑事の最大の悩みの種くらい解決して欲しかった。「そして粛清の扉を」の潔さと比べると、もやっと感が残りました。

2020/12/15

igaiga

南京錠を持ってくる役を城辺に指定されたときに、人物の構図が分かったのですが(ラムとか)、これは続くのでしょうか??ハッキリしない終わり方ではあったなぁー。続くのであれば城辺と犯人の対決が読みたいし、市橋とか長江の警察チームの働きも読みたい。

2020/04/08

エリク

民間人のちょっとした思想が発展して、起きたテロ。それを解決するために主人公が走り回る話です。 起承転結にのっとったストーリー構成でとてもスムーズに読み進められましたが、ちょっと単調かな?とも感じられました。でも、動機や班員の行動などは至極複雑で、面白かったです。

2019/09/16

coco夏ko10角

う~ん、黒武さんにしては微妙、かな。ラストがはっきりしないというかモヤモヤする。つまりどういうことなんだろう。続きがあるのかもしれないけど、もしあったとしても黒武さんだから何年先になるか…

2013/10/02

くまんちゅ

この残りページ数で事件が解決するのかと思いつつ読み進めた終盤。やっぱりというべきか事件は完全解決に至らず、犯人の真の目的も分からずじまい。ちょっとモヤモヤしますね。携帯電話の件に関しては犯人の言い分も一理あるかなとは思いますが、犯人の要求が通ったとしてもいじめはなくならないだろうし難しいところですね。みなさんの感想に自分が見逃がしていた繋がりが書かれていて、思わず読み返してしまいました。

2013/09/22

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