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関ヶ原

関ヶ原

関ヶ原

作家
岡田秀文
出版社
双葉社
発売日
2013-07-17
ISBN
9784575238280
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関ヶ原 / 感想・レビュー

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巨峰

政治的に圧倒的な有利な状況にあった家康は一か八かの決戦を望んでいたわけではなかったが、周囲の状況や石田三成といった強烈な個の主張もあって、思惑が外れ続けながらもなんとか最後の勝者になって胸をなでおろしたという解釈は新鮮だったがさもありなんと思わされる説得力があった。司馬さんや岳さんのかっての名作に劣らない関ケ原物が誕生したことに喜びたい。新しい歴史資料の発掘もあったのでしょう。従来の定説からすこしづつずれた描き方が新鮮で一気読みしてしまいました。

2016/08/20

優希

面白かったです。関ヶ原の群像劇と読むことができるでしょう。戦国最大の合戦が家康、三成双方の失脚に続くという説は意外でした。自らの正義を貫こうとした三成は家康を葬ることを狙いますが、結局追放されるのですね。史実はどうか分かりませんが、三成のエピソードが色々あるのは三成推しとしては嬉しいのか切ないのか不思議な気分になりました。

2024/01/21

糜竺(びじく)

王道の「関ヶ原の戦い」の小説だと感じた。面白かった。

2023/08/22

ren5000

初めは誰でも知っている関ヶ原の戦いを寧々の視点で描くのかと思ったらそうでもなく結構歴史が好きな人はなるほどねといったところで終わってしまった。三成の娘の辰は実在の人物で本当に寧々に預けられてたのだろうか?読了後なぜかそっちのほうが気になってしまった。

2014/09/17

007

★★★☆☆ オーソドックスな関ヶ原小説だったら読む気にならなかったけど「寧々の関ヶ原」というPRに惹かれて。期待したほど寧々の登場は多くなかったけれど、養女の辰(三成の娘)を大事にしていた点が印象に残った。

2013/08/13

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