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家族の見える場所

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作家
森浩美
出版社
双葉社
発売日
2013-10-16
ISBN
9784575238365
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家族の見える場所 / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

「家族」シリーズ第 7弾です。ここまでスタイルを一貫してもなお、読む側を確実にほっこりと感動させてくれるシリーズもあまり他にはないのでは。子供が進学に伴い母親から離れる時の心情は女親ならではの描写でグッときますし、ダンナが白血病になりながらもしっかりと振る舞う妻の姿には涙が溢れ、止まりませんでした。嫁、姑の仲の良さにはさらに深い理由があり、その理由が感動的すぎです。中でもやっぱり東日本大震災を扱った作品は涙なしには読むことができず、8編全てが完成度の非常に高い珠玉の短編集です。家族って、ホント大切ですね。

2017/01/14

紫 綺

家族短編小説シリーズ第7弾。とりあえずこれで一区切り、長編「夏を拾いに」を含め、八冊完読!!〆を飾るのにふさわしい、一編ごとに涙が滲む、素晴らしい一冊だった。継続は力なり!!もっともっと書き続けて欲しいな♪

2015/07/25

ぶんこ

家族を題材にした小説8篇。 すべて良かったです。 なかでも震災で両親を亡くした姪を引き取った、子供の無い夫婦の話には、ある意味羨ましかったです。 一緒に暮らす子供ができて。 本当の親子ではなくても、一緒に暮らす事で絆が出来て、お互いが豊かになっていくようですね。

2015/01/22

ちゃんみー

8編からなる短編集。どこにでもありがちで、でもそれはたった一つの物語。ほのぼのとして、ホッとして、ウルウルして、中にはムカついちゃう人も登場しましたけど、どれも良いお話でした。そう、どれがイイって訳じゃなくどれもイイ。他のもの読んでみよっと(^○^)

2014/07/10

あっ!chan

読メのレビューで気になって手にした初読み作家さんの本。家族をテーマにした短編小説シリーズで、この本で七冊目ということだ。私自身四人の息子達を順番に我が家から送り出し、末の息子があと一年(多分)というところまできた。家族と言えどもいろんなことがあるし、そんな中でお互い成長したり思いやりや労りの気持ちに気づいたりするわけだが、そんな何気ない日常(まるで我が家の事かと思ったストーリーもあったので…)を切り取ったお話に涙腺が思わず緩んでしまった。このシリーズを暫く追っかけてみよう。

2015/02/09

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