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放課後に死者は戻る

放課後に死者は戻る

放課後に死者は戻る

作家
秋吉理香子
出版社
双葉社
発売日
2014-11-19
ISBN
9784575238839
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放課後に死者は戻る / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

いや~、さすが秋吉さん、我ながらまんまと騙されてしまいました。おおっ!というほどの‘仕掛け’ではないかもしれませんが、読んでいて「どうなるんだろう?」とずっと気になりながら読み進めていける作品って、やっぱり読んでいて楽しいですよね。秋吉さんの作品はそんなキモチを読者にしっかりと余すコトなく提供してくれるステキな作家さんだと思います。中盤から後半にかけての展開のスピード感は秋吉さんならではの腕前かなと。『暗黒女子』ほど重くなりすぎない感じが、読みやすかったです。学園ものとしても十分な作品なのでオススメです。

2016/07/02

夢追人009

イヤミスの女王・秋吉理香子さんの処女長編「暗黒女子」から一転して男子を主役に据えた幻想系ミステリ長編第2作です。冒頭から魂と肉体の入れ替わりという奇抜な設定でのフーダニット・ミステリなのねと思いながら読み進めると実は全く単純ではなく終盤のまさかの大どんでん返しに呆然となりましたね。ミステリでは思い込みと決めつけは禁物だなと思い知らされましたね。また珍しく100%男子中心の物語だと思っていたら最後に仰天のサプライズが待っていて女心もしっかりと読み取れましたね。最後に皆さん人も本も外見で判断しては駄目ですよ!

2019/04/30

❁かな❁

仲良しのお気に入りさんにお借りしました!秋吉さんの作品読むのは2作目。前作の『暗黒女子』も一気読みでしたが、今作も先が気になり、とても読みやすく一気読みでした!学園ミステリーで犯人探しをするところは前作もそうでしたが『暗黒女子』はイヤミスでしたが今作は読後感も良く、とても爽やかさと切なさがあり、ラストの辺りは数回泣いてしまいました(இдஇ; )表紙も『暗黒女子』と同じ方が描かれていて雰囲気ありいいです!とても楽しく読み進める事ができ、思ってもいなかったラストで驚きもあり、いい終わり方で本当に良かったです☆

2015/01/11

ダイ@2019.11.2~一時休止

入れ替わった?姿で自分を殺した犯人探し。結末には驚いたけど、いやいやそんな勘違いはしないでしょ。

2018/02/24

utinopoti27

【辛口注意】『誰が僕を殺したのか』 本作は、あるきっかけで殺された男子高校生の魂が、巻き添えで死んだ他の高校生に乗り替わり、事件の真相に迫るという筋立てのミステリだ。フーダニット系「学園ミステリ」ということで、随所にサスペンスフルな味付けも見られるが、全体にどことなく薄っぺらい。入れ替わりをはじめとした趣向は全てありがちで、新鮮味に欠けるうえ、主人公の行動が無計画きわまりなく、これでは感情移入しようがない。肝心なラストのどんでん返しもムリヤリ感満載。救いは短時間でスラスラ読めることだろうか。ドンマイ!

2020/04/22

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