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赤い刻印

赤い刻印

赤い刻印

作家
長岡弘樹
出版社
双葉社
発売日
2016-05-18
ISBN
9784575239638
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赤い刻印 / 感想・レビュー

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starbro

『教場』シリーズに続いて長岡弘樹、3作目です。4作品でかなり薄めの短編集です。『教場』ほどインパクトはありませんが、著者の力量を感じさせ読ませる作品集でした。オススメは、表題作の「赤い刻印」と「サンクスレター」です。次回は著者の長編を読んでみたいと思います。

2016/07/08

おしゃべりメガネ

さすがの長岡さん、短編ながらもしっかりと重厚な作品を仕上げてきてくれました。『傍聴き』の続編とはいいながら、さほど深い繋がりはあまりないので、本作から読んでもさほど問題はなさそうです。ハラハラ&ドキドキさせながらも、最後はしっかりとココロを落ち着かせてくれる素晴らしい短編の数々に満たされます。この限られたページ数の中で、なぜこんなにもインパクトのある作品をまとめることができるのか、ただひたすら作者さんの手腕に脱帽し、驚愕するのみです。やはり長岡さん作品は、ドキドキしてページをめくる喜びを与えてくれます。

2016/06/19

takaC

どれもこれも暗い暗い。4話あったけどタイトル作以外はイマイチだった。 初出:『小説推理』「赤い刻印」(2009年7月号「白い線」改題)、「秘薬」(2012年4月号)、「サンクスレター」(2013年4月号)、「手に手を」(2014年3月号「そのときまで」改題)

2017/03/26

ダイ@2019.11.2~一時休止

短編集。個人的には長岡さんはこういう短編集の方が好み。サンクスレターが一番よかった。

2016/06/13

冴子

これまでこの人の書いたものは上手いとは思うが、私にはイヤミスで後味が悪いものばかりだったのだが、今回は短編どれも辛さの中から抜け出せる、一服のお茶のような感じがあった。「秘薬」だけは余りよく解らなかったけど、「赤い刻印」「サンクスレター」「手に手を」はどれも謎が解けるとホッとした。しかし指紋を覚えていたりするものか?

2017/01/10

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