あおなり道場始末
あおなり道場始末 / 感想・レビュー
starbro
葉室麟は、新作中心に読んでいる作家です。著者は多作のため、何とこの4年間で25冊目、結果的に私が一番読んでいる作家となっています。本書は著者のいつものテイストと異なり、ユーモアミステリ青春剣豪時代小説といった感じです。さらりと読めて、ハッピーエンドなので、読後感は良いですが、もう一捻り欲しかったなかぁ!
2016/12/22
雪風のねこ@(=´ω`=)
初読。うだつの上がらない長男にしっかり者の長女に計算高い次男の三きょうだいという鉄板なキャラ付けもあってスイスイと読み進められる。生みの親より育ての親という事か。欲に負けず人道にもとらず、いい子らを育てたと思うな、一兵衛。権平はこれだけ事情を言い聞かされていたら昼行灯にならざるを得ないわね。千草は実は知っていてツンデレになっていたのかしらんと邪推する。仇討ち人情ものだけあってさくっと読んで貰おうとする著者の思惑なんだろう。よくよく考えれば名前からして、あーそうね!と気づいちゃう。
2017/03/01
とし
血のつながりの無い三兄弟が父の仇討ちを、しかし暗いイメージが無く、飄々として、コミカルに明るく描かれていて楽しめる作品でした。
2019/09/13
初美マリン
子供向けの物語
2018/12/22
baba
読み始めて本当に葉室さんの本?と思うほどの軽いノリとキャラの設定に驚きつつ、サクサクと読めた。軽いノリがかえって無理な展開も無謀に思えず、兄弟間の謎や敵討ちも妙に納得してしまい、軽いのも悪くないかも。
2017/01/14
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