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夜明けまで眠らない

夜明けまで眠らない

夜明けまで眠らない

作家
大沢在昌
出版社
双葉社
発売日
2016-12-14
ISBN
9784575240085
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夜明けまで眠らない / 感想・レビュー

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starbro

大沢在昌は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。400P強一気読みしました。本書は大沢在昌版、【ランボー】です。主人公も含め、登場人物が魅力的なのでシリーズ化も良いかも知れません。そうは言っても、新宿鮫の新作を今年は出して欲しいと思います!

2017/01/28

紫 綺

引退して日本でタクシー運転手をしている傭兵上がりの久我、そのタクシーを予約した桜井が意図的に残した特殊な携帯電話を発端に始まるアクションハードボイルド。堪えて堪えて最後に一気に暴れる展開は痛快!!夜に紛れて、文字通り寝首を掻くヌワン族が不気味。

2017/06/25

utinopoti27

漆黒の闇に紛れて音もなく忍び寄り、相手の首を切り落とすアフリカの部族ゲリラ『ヌワン』。タクシー運転手の久我は元傭兵で、彼らと闘った恐怖の経験から、今も夜眠ることができないでいる。ある日、血の匂いのする男を乗せたことをきっかけに、再び激しい戦いに巻き込まれてゆく・・。暴力団、ドラッグ、テロリスト、セックス、お約束のガジェットそろい踏みで展開するハードボイルドは、作者の得意分野だけあって読み応え十分だ。殺らなければ殺られる、緊張感MAXで迎えるヌワンとの最終決戦で炸裂する大沢節に痺れまくる。これぞ大御所の技!

2020/02/23

雪風のねこ@(=´ω`=)

初読。久々のハードボイルドだし没頭からの掴みも上手く、一気に読ませる筆力は凄いと唸らされた。ただ読者に配慮する編集者の影響なのか、中途半端な漢字と平仮名の混用は、読むのに苦労はしないけれど頂けないと感じた。怖いという感情を素直に吐露し、それに立ち向かうからこそ主人公に共感出来る。恐怖が有るからこそ人は法律を作り社会を作り罪に対する罰も作った。戦闘行為に色は無いが、それに色を付けるのが法律だ、と言える。これは金に色を付けるのは銀行屋だと云う、池井戸さんの受け売り。(続く

2017/02/04

まちゃ

かつてアフリカの小国で傭兵として戦った経歴を持つタクシードライバーを主人公としたハードボイルド作品。期待を裏切らない面白さでした。楽しめました。客がタクシーに残した携帯電話を巡り、タクシードライバーの久我がヤクザ、そして傭兵時代の因縁の敵<ヌワン>との戦い巻き込まれていく。アクションシーンあり、マドンナとのロマンスありのスピード感のある展開に一気読みでした。

2017/04/02

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