KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

腹を割ったら血が出るだけさ

腹を割ったら血が出るだけさ

腹を割ったら血が出るだけさ

作家
住野よる
出版社
双葉社
発売日
2022-07-27
ISBN
9784575245431
amazonで購入する Kindle版を購入する

腹を割ったら血が出るだけさ / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

starbro

住野 よるは、全作読んでいる作家です。『君の膵臓をたべたい』に匹敵するようなタイトルなので、期待して読んだのですが、タイトル倒れでした。 タイトルと内容もあっていない気がします・・・ https://fr.futabasha.co.jp/special/harawata/

2022/08/16

美紀ちゃん

表紙がキレイ。 「愛されたい」にとらわれる茜寧。 「少女のマーチ」という小説に出てくる登場 人物にそっくりだと思い知り合いになった逢。 男だけど美しくて女装している。 アイドルグループの樹里亜。 樹里亜と逢は、一緒に暮らしてたの? 半分以上読んでも、ちょっとわからない。 何度も読むのをやめようと思った。 頑張って最後まで読んだ。 自殺願望のある女子高生の心理。 そう思っていなかったが、樹里亜に言われ、 気になり茜寧を探す逢。 見つかって本当に良かった。 もう読まないと思う。

2022/08/15

まあか

私も、小・中・高と、人に好かれたくて、嫌われるのが怖くて、必死に相手の望む自分を意識して作り出していたところがあるので、茜寧の気持ちが痛いほど分かった。自分らしく、の自分がそもそもなくて、わからなくて、自意識過剰だが、人にどう思われるか、が気になりすぎて、素の自分が上手く出せない。もはや自分は何なのか、何のために生きているのか、自分を見失い、死にたくなったりした。だから、自然と自分を出せてしまう逢のような人には強く憧れるけど、自分は同じように振る舞えないことも分かっている。あー!なんだこの小説!!

2022/10/21

ガチャ

ただ人から愛されたいと願う女子高生の茜寧は 自分を偽って生きている。 趣味も好みも言葉もしぐさも表情も、誰かの視線があれば、愛されたいの監視下で表してしまうのだ。そんな彼女が「少女のマーチ」という小説に感化され、どこかで自分を理解し、受け入れてくれる人間が存在するのでは?と思い続けて出会ったのがアイ。 自分らしく生きているアイに出会って、 物語になぞらえるよう行動に移した茜寧は。 常に作った自分でいなければいけないのが辛いしそれを認められないことも。 いつか自分自身としてこの世界と向き合えますように。

2022/09/23

遥かなる想い

著者お得意の青春群像劇である。 小説に登場する〈あい〉にそっくりな 美青年宇川逢と 女子高校生糸林茜蜜の 交流が いかにも青春で 心地良い。 『少女のマーチ』の世界と現実の世界 …少女は最後に何を選択するのか? 初々し過ぎる青春の物語だった。

2023/05/23

感想・レビューをもっと見る