固いおとうふ
固いおとうふ / 感想・レビュー
阿部義彦
ちくまのらもさんのエッセイを読んで面白かったのでなにげにブックオフで物色してたら、エッセイ集が有ったので、読んじゃいました。たまたま小説「水に似た感情」を書いたばかりで、この不思議な物語に、ついての話があちこちにかかれていて、御本人も大変説明しにくそうで、私も昔読みましたが再び読みたくなった。人が狂って妄想の彼方に落ちる所がリアルに書けてた印象が有ります。勿論その他の話も楽しめました。
2015/08/07
瀬門春壱
だいたい著者の他のエッセイのどこかで見たような話ばかり。 らも神話と化したようなこれらの話の退屈の向こうに、それでも面白さを感じてしまうのは、話自体が単純に面白いからである。 サシで飲む友人とのいつもの話みたいなものだ。 そんな話をこなしながらパラパラ本をめくっていると、時々ハッとするような新しい話や美しいフレーズに出会って得をした気分になるのは、これは俺が立派な信者だという証拠だろう。 見栄、嘘、卑怯、病気、甘え、怠惰を原材料に作られたこの安いアルコールの底には、しかし優しさが澱のように沈んでいる。
2018/02/05
野良コアラ
食事、という行為がめんどくさいという話が一番しっくりきた。「目の前にあるものを胃の中に入れるというプロセス」みたいな感じで書いてあったかと思う。なにか寂しいような気が自分でもするけど、しやあない。 構想に4年かけた、とのふれこみのある「こどもの一生」という長編についての話も面白い。構想はできてたけど、面倒くさかったから文章にするのが遅れた、というのがその実。らしい、本人いわく。
2017/09/22
ココアにんにく
19990126読了 図書館借
ねこあ
自分に関心がない、という。
2013/02/10
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