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工夫癖

工夫癖

工夫癖

作家
久住昌之
出版社
双葉社
発売日
1999-07-01
ISBN
9784575289855
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工夫癖 / 感想・レビュー

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gtn

「便利棒」は著者の親友、写真家タキモト氏の発明品と思っていたが、著者の実父も創り出し、愛用していたことが分かった。テレビにリモコンがない時代、テレビににじり寄り、手を伸ばしてチャンネルを替える苦痛の解消が喫緊の課題だったようだ。

2020/07/12

shamrock

心のなかにモヤモヤしたものを抱えたときに読むことにしている。読んでる間だけは楽になれる。

2020/07/25

shamrock

何度読んでも面白い。読むというより、観賞するものなんだけど。著者の父「オジハル」さんが日常生活の中で生み出した、様々な工夫の数々。前半はオジハル本人の、中盤からは街中のオジハル的物件の路上観察記。そして最終章の「オジハルCG」の破壊力たるや。楽になりたいときに最適な本。

2014/05/20

齊藤 尚哉

目に映る何気ない景色も、捉え方次第で、面白くもなり、人生は何倍も豊かになる。というメッセージがあるような、ないような。 VOWっぽさもあるけど、ツッコミどころに溢れたモノ達を馬鹿にするわけでもなく、愛でているのが良いね。

2023/03/26

sawa

☆☆☆☆ 一章は自分の父親(オジハル)が工夫はしたが、イマイチ役に立たず、見栄えも悪い、他人から見たら何故手間をかけてこれを?といった作品の紹介。残りのほとんどは街で見かけたオジハル、というか赤瀬川源平とか南伸坊とかみうらじゅんがしてたようなやつ。こういうの好きなんだよな。かなりの率で吹き出しました。最終章はオジハルのワープロ絵の進化で、これも面白い。お父さんの話だけをまとめたのと、路上観察のを分けて二冊にした方がいいと思うがね。

2010/08/20

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