木皿食堂
木皿食堂 / 感想・レビュー
おくちゃん🍎柳緑花紅
題名になっている「木皿食堂」は、現在も神戸新聞で毎月第一日曜日に掲載されているエッセイだとか。木皿作品はドラマ「野ブタ。をプロデュース」「やっぱり猫が好き」そして小説「昨夜のカレー、明日のパン」だけの私。この本を読んで世に出ている木皿作品全部を感じてみたいという衝動に駈られています。お二人の抜群のコンビネーション。力みのない暖かみ。よい意味の達観。しなやかな強さ。努力をしたことがないとおっしゃる奥様が一度だけしたという努力‼「口から食べる」ご主人が病気の為に食べ物が飲み込めなかったときの行動が感慨深い。
2016/02/16
Mumiu
ドラマ「富士ファミリー」でも薬師丸ひろ子が中村ゆりかに、そして中村が薬師丸に「この家にはルールがある、大丈夫じゃない時は大丈夫じゃないと言わないといけない。」と言う。この本にはそんな「帰る家があること」「いていいんだよ!」と木皿スピリットにあふれている。これがあったらたいていは絶望しない。自分たちの土俵で発信されるこのユニットの言葉がすきだ。
2016/01/06
ねむねむあくび♪
図書館の本。ドラマを見ていなかったので、かなり分かりにくいところもあったが、ドラマの脚本家としての仕掛けや、構成が分かって面白かった。でもやっぱり、木皿作品は、ドラマよりも小説で読みたい私です~(ノ´∀`*)(笑)
2016/03/24
林 一歩
キーワードは「いてよし!」。少なくとも、子供たちにはそう言い続けていきたいと思った。2003年の夏には「すいか」があったなと、思っている人が沢山いて、何だか嬉しくなりました。
2015/04/15
ぶんこ
木皿泉さんご夫婦の仕事のあり方、絆の深さに驚かされました。ドラマは観たことがなく、小説が好きなので読み始めたらエッセイと対談が主で、私の好きな路線ではなくて少し残念。小説を読んでいると私より若い世代の作家さんと思い込んでいたので、それもびっくり。藤野千夜さんのファンだそうで「中等部超能力戦争」の本を紹介されていて読みたくなりました。
2019/12/12
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