新装版『坊っちゃん』の時代
新装版『坊っちゃん』の時代 / 感想・レビュー
Vakira
9番目の芸術 ルーブル9絵画展で日本の漫画家 谷口ジローの作品を見た。谷口ジローさんは関川夏央さんとのコンビでハードボイルドの漫画を書いていた記憶。気になり、作品を読んでみたくなった。最近お亡くなりなったとの情報、ますます読みたくなった。作品を調べていたらこの本を発見。明治38年、想像するより多忙であった明治。丁度 漱石 夏目金之助も38歳。 漱石を主人公にその時代を生きた著名人が登場。坊ちゃん、清、マドンナのモデルも登場。漱石の青春と創造の苦悩。漫画ですが 9番目の芸術に選ばれた谷口さんの絵が素敵。
2017/12/28
くさてる
まさに「坊ちゃんの時代」な明治の文豪たちの生活、人生、交友が描かれて、こんなの面白いに決まってるだろなエピソードを谷口ジローのこの絵で描かれるのだからたまらない。面白さから、つい一気読みしてしまったれど、本当はじっくりと味わいながら読むマンガだと思った。続きもゆっくり読んでいきたいです。
2021/12/26
カピバラ
気難しいなぁ夏目漱石。腕がない生徒を懐手と勘違いして叱るシーンの返しが良かった。笑
2014/11/12
かもめ通信
読友さんに薦められて手にした本なのだけれど~、これは~ちょっと、かなり微妙(^^;) 勝手に苦手意識を持っている漱石に、少し~いやかなり同情してしまいましたw 夏目先生にはほおづえついて偉そうに見下し視線でいていただかないと、突っ込み甲斐がないというかww
2016/07/17
剛腕伝説
2ヶ月前に読んだものと内容がダブっている。装丁が違うので気付かず。夏目漱石の帰国にともない食を失ったラフカディオ・ハーンは翌年、失意のままこの世を去る。名作・坊っちゃんを11日で書き上げた漱石。坊っちゃんの物語内の、主人公と、母なる女・清との関係が深く人間味溢れる。坊っちゃん、もう一度読んでみるか!
2022/05/18
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